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(補足)岐阜大学回答1回目

情報公開請求で入手した動物実験委員会の議事録から、応用生物科学部の動物実験施設の状態が著しく悪く、動物実験委員会から大学に対して要望が出ていることがわかりました。その内容について疑問があり、岐阜大学に質問をしました。以下が2016年の回答です。2017年の回答についてはこちらをご覧ください。

参考:

質問と回答

(ア)動物実験委員会が提出した要望書に対し、学部から改善計画が提案され、それに従って、改善が進められているという認識で間違いないでしょうか。

動物実験委員会の要望書を受け、応用生物科学部が改善計画を検討し、それに従って改善を進めています。

(イ)改善計画は、現時点(平成28 年2 月現在)、でどの程度対応が完了しているのでしょうか。「望ましい改善の工程」として挙げられている工程は、すべて完了していますか。工程ごとに出来る限り詳しく対応状況を教えてください。

「今後の改善に向けての望ましい改善の行程」のうち、①は未着工、②は岐阜県家畜保健衛生所の移転に伴い整備される予定、③は飼養施設の改善は一部改修が終了した状況です。

(ウ)未対応部分がある場合、いつまでに改善される予定であるか、それぞれの予定を教えてください。

未対応部分は、予算要求が認められ次第、順次着手していきます。

(エ)応用生物科学部として、現在の対応状況は十分であるとの認識なのかどうか、学部側の見解を教えてください。

動物実験委員会の要望書を受け、改善計画の作成し、改善計画に沿って順次対応をしているところですが、予算の都合等により、未対応部分があるため、現在の対応状況は不十分です。

(オ)動物実験委員会として、現在の対応状況は十分であるとの認識なのかどうか、委員会側の見解を教えてください。

応用生物科学部が作成した改善計画に沿って、順次改善を行っていることを確認しておりますが、未対応部分があるため、引き続き改善を求めています。

(カ)屋外の犬舎での犬の飼育は現在も行われていますか。

屋外の犬舎での犬の飼育は現在も行っています。

(キ)犬及び猫について、飼育棟建設まではプレハブ舎での飼育とありますが、現在はプレハブ舎での飼育ですか。動物実験施設は気温・湿度等を一定に保つ必要があるかと思いますが、プレハブでの空調管理はどのようにされているのでしょうか。

プレハブ舎での飼育は行っておりません。

(ク)マウス・ラット・モルモット・ハムスター・ウサギ・ニワトリ飼育施設について、家庭用エアコン及び換気扇での空調管理であったこと、エアコンがない飼育室があったこと等が書かれてありますが、このような空調管理の状況で実験が行われた結果を用いて学術論文が書かれ続けていたのでしょうか。そのことに問題はないとの認識ですか。

家庭用エアコン及び換気扇での空調管理でも、飼育環境は適切に維持できており、コンベンショナル動物の飼育に問題なしと判断しています。空調管理については、現在使用している飼育室の改善は終わっています。よって、現在書かれている学術論文に問題はございません。

(ケ)もともとの状況が悪いため、改善に主眼が置かれるのはやむを得ないとは思いますが、これから新しい動物施設を導入するのであれば、アニマルウェルフェア(広さだけではなく群飼育推奨の動物は群飼育可能とする等)や環境エンリッチメントに配慮した飼育管理ができる施設にするべきではないかと思います。そのような検討はなされているのでしょうか。

新しい動物施設の導入にあたり、アニマルウェルフェアや環境エンリッチメントに配慮した飼育管理ができる施設の設置を目指して、要求を検討しています。

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