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<下痢性貝毒>機器分析法への早急な完全切り替えを要望

こちらの要望書についての説明をブログに掲載しました。

貝毒の動物実験廃止までの道のりはこちらでブログの履歴をたどれます。


2016年5月2日

厚生労働省医薬・生活衛生局監視安全課
課長 道野英司 殿

PEACE~命の搾取ではなく尊厳を
東さちこ

下痢性貝毒に関し、機器分析法への早急な完全切り替えを要望します

動物保護団体のPEACEと申します。昨年、厚生労働省として、下痢性貝毒の試験法をマウス試験法から機器分析法へ変更くださり、大変感謝しております。動物福祉の観点からも歓迎すべき動きと認識しております。

しかしながら、「下痢性貝毒(オカダ酸群)の検査について」(平成 27 年3月6日付食安基発 0306 第4号・食安監発0306 第2号、医薬食品局食品安全部基準審査課長・監視安全課長通知)では、「現時点において、OA群の認証標準品の供給が不安定であるため、当面の間においては昭和56年5月19日付け環乳第37号『下痢性貝毒の検査について』により試験を実施しても差し支えない」とされており、このことに疑問を持ってまいりました。

先月5日、国立研究開発法人産業技術総合研究所及び国立研究開発法人水産研究・教育機構中央水産研究所が、下痢性貝毒を液体クロマトグラフ質量分析計で検査するための認証標準物質を開発し、供給を開始したと公表しており、産業技術総合研究所に状況を問い合わせたところ、「同標準物質開発における技術は既に確立しているため、安定供給できる見通しをもっている」と開発・供給担当者が述べているとのご回答をいただいております。

つきましては、旧通知に基づくマウス試験法の実施について継続すべき事由がなくなったと考えられますので、早急に上記通知「下痢性貝毒(オカダ酸群)の検査について」の見直し及び機器分析法への完全移行を実施していただきたく、ここに要望いたします。

大変恐縮ではありますが、本件に関するご見解及びご対応時期について、ご回答のほど、よろしくお願い申し上げます。

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