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堀井動物園園長第2回公判傍聴報告~次回は11月26日午後3時半からです!

投稿日:2018年10月28日 更新日:

10月24日、堀井動物園園長の裁判を傍聴するために大津地裁まで行ってきました。今回は、メディアの傍聴は少なめ。やはり求刑か判決が出ないとニュース性は乏しいのでしょう。

しかし、この日は、事務と営業担当の橋内氏の証人尋問と園長堀井氏の被告人質問がありましたので、私たちにとっては大変重大、とても興味深い回でした。

傍聴メモから書き起こしたやり取りの全体はこちらにアップしました。長いですが、ご関心のある方はどうぞ。

事務・営業の橋内氏は、現在堀井動物園が業務改善されていることを述べるための証人でしたが、検察官は、橋内氏には質問もせず。相手にしていない感じがしました。

そして検察官は被告人に対しては、事件後に橋内氏を雇うまで2年近く間があることを指摘。改善の意思が長い間見られなかったという印象を逆に与えていました。

被告人質問では、特定動物を無許可で手に入れたことについて被告人は「質の悪い業者と付き合っていた」と他人のせいにしようとしていましたが、検察官は「あなたは自分自身が質の悪い業者だという認識はないのか」と聞いてました! 名言! 驚きました。裁判って、ここまで指摘してくれるのですね。

堀井園長、「そうかもしれません」と返事をしていました。

堀井園長は特定動物を逃がしたりしない自信があったと述べましたが、裁判官も、あなたハクトウワシを運ぶときはケージにも入れていないですよね!?と語気強く聞いてました。段ボールにバッグ? 傍聴者は証拠を見ることができないので詳細がわからないまま裁判は進みますが、要するに簡易な状態で助手席に置いて連れ帰ったとか。(この時譲渡されたのは、雛ではないです。巨大な猛禽の成鳥です)

やはり裁判になると、行政の記録にも残っていないような事件の詳細が表に出てくるので、裁判になってよかった!と感じました。また裁判官が、私たちの代弁か?!と思うくらい、的確に堀井氏に色々な質問をしてくれました。
あなた、火事で死んだ動物たちのこと覚えてますか、とまで!

火災にしても逸走にしても2回以上繰り返している。なぜ改善できなかったの?
堀井園長、沈黙。

どんな気持ちで改善に結びつけられなかったの?
堀井園長、まだ沈黙。答えられず。

橋内さんが動物好きのまま大人になったような人だと。でもそれではすまされないわけでしょ?
堀井園長「そうですね」

たまたま起こった1回の事件でない。なぜもっと早く改善できなかったのか。
ニホンザルの時にやっていれば今回の事件は起きなかったのでは?
一番問題なのはあなた。
ブローカーのせいにするわけじゃないですよね?
等々裁判官はかなり手厳しく聞いていました。

本人に事実を突きつけ教え諭すといいますか、裁判の意義って、こういうところにもあるのですね。改めて実感をしました。

被告人はもう一度チャンスをくれと最後に述べましたが、ほかの法律違反も含めれば、これまで何回チャンスをもらってきたの?と思わざるを得ません。

裁判では話に出ませんでしたが、今だって、農地法・農振法違反で立ち退きを指導されているのにキリンを買っている。全く反省の色はありません。

また、現在の堀井動物園は、従業員15人くらいで800種1000匹くらいの動物を飼育しているそうです。 動物の脱走については、動物が多すぎて手がまわっていないと認めていました。
増やしすぎも自分が原因でしょうに!!

めっちゃさわれる動物園でもフクロウが入り口まで飛んだことがある等記録があるそうです。今はアルバイトには簡易な動物しか触らせないと言っていました。

めっちゃさわれる動物園でのサソリの脱走は転機になったそうですが、今回裁判になった事件よりずっとあとに起きたことです。

多くの動物を逃がしながら、特定動物については逃がさない自信があったと言うのもおかしいです。
認識に甘えがあったという反省の弁は繰り返していましたが、あらかじめ弁護士と打ち合わせた一言なのだろうと思いました。

証拠調べはこの日で終わり、論告弁論は次回となりました。次回求刑があり、結審でしょう。その次の判決日は一瞬日程調整に入りましたが、決定しないまま終わりました。日程調整がつくなら、判決は12月になるのではないかと思います。

堀井動物園園長第3回公判
日時:11月26日(月)午後3時30分~4時頃まで
場所:大津地方裁判所 別館21号法廷

参考:これまでの経緯

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