農水省・厚労省の動物実験基本指針の運用について、回答掲載

一部を除き、食品の動物実験を対象とする国の動物実験基本指針は存在しないことについて掲載しましたが、そのことを調べるために農林水産省・厚生労働省の2省に送った質問書の回答を掲載しました。

聞いた内容は非常に基本的なことだったのですが、回答が来るまでに3カ月前後かかってしまいました。動物実験基本指針の告示・通知から、今年でちょうど10年です。このような基本的な質問にすぐ答えられないというのは、驚きでしかありませんでした。(督促は何度もしました!)

指針の遵守状況を把握しているかを聞いたところ、農水省は、当会が質問書を送った後に調査を実施。厚生労働省は、近日中にHPに掲載するとの回答ですが、まだ掲載されていないと思います。

2省間で回答は調整されており、同じ日に回答がきました。

結果として、食品販売業者の動物実験にかかる動物実験指針はないことが確定しました。(注:農水省は環境省の飼養保管基準を挙げていますが、これは実験動物の飼養管理にしかかからないというのが国の見解です。動物実験委員会での計画書の審査等、動物実験に関わる指針ではありません)


追記:動物実験基本指針については、下記質問主意書の内容もご参照ください。

2006年体制のままでよいのか

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