PEACE活動報告ブログ

欧州化粧品原料連合会の画策、裏目に~中国のデータは使えない判決

EUはいち早く化粧品の動物実験を禁止しましたが、一方で中国へ化粧品を輸出する際には動物実験の実施が求められます。

ときどき質問されることがあったのですが、ではEUで未発売の化粧品原料をつかった化粧品について中国で動物実験した場合、その化粧品をEUで製造して売ることはできないのでしょうか。 

EUの化粧品の動物実験禁止は、「動物実験の実施の禁止」「動物実験された化粧品の販売禁止」(いずれも原材料の動物実験含む)の2つから成り立っていますから、そのまま素直に解釈すればできないはずですが、業界団体である欧州化粧品原料連合会(EFfCI)は、EU域外の国の規制のもと実施された新たな動物実験を、EUで化粧品の安全性を担保するデータとして使えるよう申し立てを行っていました。

それに対して欧州司法裁判所は9月21日、EUにおける化粧品の安全性の担保のために、2013年3月以降にEU域外で実施された動物実験の結果に頼ることを明確に禁止する判決を下したとのことです。

規則は厳密に解釈され、業界団体の画策は裏目に出ることになりました。

詳しくは、国際団体ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International, HSI)の下記のプレスリリースをご覧ください。

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