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【パブコメ締切3月7日】動物用ワクチンで動物実験削減が実現

動物用に用いられるワクチンにも、製造後出荷前に、品質が保たれているかどうかを確認するための国家検定が行われており、動物を用いた試験が採用されています。

しかし製造時の規格が普及し、品質の均一性が保たれるようになってきたため、シードロット(単一培養で得られた特定のウイルス、細菌、細胞 等の均一な浮遊液であって、その遺伝的性質が十分に安定した条件で保存されているもの)を採用して製造されている製剤については下記の試験が廃止されるとのことです!

●実験動物を用いて異常な毒性を確かめる異常毒性否定試験
●対象動物への安全性を確認する安全試験
●対象動物の抗体値の上昇を確認する力価試験

現在、この国家検定基準についてパブリックコメントがかかっています。

また、国家検定ではなく、企業が行う試験についても、動物用医薬品検査所長が別に定める要件を満たした場合には省略できる旨、動物用生物学的製剤基準の改正が行われます。

これら2つの場合について、パブリックコメントがそれぞれかかっていますので、動物福祉の観点からも改正に賛成である旨、ぜひご意見をお送りください。

2018年3月7日締切

 
パブリックコメント応募要項:

パブリックコメントは動物用生物学的製剤基準に関するものと、国家検定基準に関するものと2つあります。
送信フォームへのリンクも下記のページの末端にあります。

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