PEACE活動報告ブログ

ロート製薬からの回答をキャンペーンサイトに掲載+補足情報

追記(2016.2.22):本キャンペーンは終了しました

「美しさに犠牲はいらないキャンペーン(CFB)」で展開中のロート製薬署名にご協力をありがとうございます。順調な滑り出しですが、なお一層拡散していただければ幸いです。

署名については「オルタナS」でも取り上げられ、同記事はYahoo!ニュース(リンク切れ)にも掲載されています。Yahoo!では、Facebook話題(雑誌)ランキングの1位になるなど、関心の高さがうかがえました。

また、CFBでは、キャンペーンの根拠となるロート製薬からの回答をウェブサイトにアップしましたので、ぜひご覧ください。

上記のサイトをご覧いただければ明白ですが、同社は以下の質問に「はい」と回答しています。

「海外を含め行政対応で動物実験が必要になってくる場合もございます。」として、動物実験を実施する特殊事例として配慮するよう挙げておられますが、日本において行政対応で動物実験が必要になるのは、現状では、「新規原料を配合する医薬部外品の承認申請」「化粧品基準の改正要請」であると理解しています。これらの薬事申請に必要な動物実験を放棄するという決断を下している大手メーカーが相次いでいることは9月12日付の書面にてご説明しましたが、貴社は動物実験が必要なこれらの薬事申請を続行すると理解してよろしいですか。

EU加盟国及び自由貿易地域、イスラエル、インドでは化粧品の動物実験が禁止され(内容は下記補足情報参照)、その他多くの国々でも法的禁止へ向けた動きがある中、時代に逆行する回答があったことがキャンペーンを立ち上げるきっかけになりました。

皆様、ぜひ署名ご協力ください!

◆化粧品の動物実験廃止をめぐる補足情報いろいろ

上記の既に禁止された国々では、化粧品もしくはその原料等について動物実験を行うことの禁止と、動物実験された化粧品の販売の禁止(原料等の動物実験を含む)の2本立ての規制が導入されています。つまり、自国内で動物実験を行うことができないだけではなく、国外で動物実験された化粧品・原料等の販売も禁止されており、これらの国々に対しては、日本からも、新たに動物実験を行った化粧品の輸出販売はできなくなっています。

また、日本では誤解が蔓延していますが、法的規制は、過去の動物実験にさかのぼって動物実験されたものの販売を禁止しているわけではありません。禁止が施行された日以降に動物実験すること、及び、されたものを販売することが罰則の対象となります。

つまり、何十年も前に動物実験されたかどうかは関係ないのです。消費者が求めているのも「これからしないでほしい」ということですから、ある日を定めて、その日以降禁止とすることは合理的であり、私たちの要望とも合致しています。

また、「動物実験を禁止したら、ロドデノールのような事件が起きるのではないか」という懸念も杞憂です。禁止された国々では、現状、動物実験を行わなければ安全性が立証できないような製品は市場に出ることができないため、むしろ安全性は確保されています。EUでは、2013年3月11日の完全禁止以降、動物実験せずに市場に出た新規原料は1つだけと言われています。

もともと、化粧品(日本では薬用化粧品含む/欧米には医薬部外品の分類はありません)の新規原料はそれほど多く開発されているわけではありません。しかも、人で何らかの使用経験のある原料であったりもしますから、本当に新規といえるものはわずかと言っていいのではないかと思います。

さらに日本ではロドデノールの消費者被害の件もあり、新規開発への意欲はそがれていると言われています。消費者が合成化学物質をありがたがっていた時代は去り、天然・ナチュラル志向となっていることも開発の動向に影響しているでしょう。

その上、ロドデノールは、動物実験で白斑が形成に至らないことが「立証」された上で、厚生労働省から承認が下りていたのです(申請資料概要はこちらを参照)。まさに動物実験では被害を防げなかった典型例であり、厚生労働省は市販後の副作用情報の収集の強化などの対策をとるとともに、現在、新たなヒトの長期試験の設計を行っています

現在も化粧品はヒトパッチ試験を経て市場に出ていますが、それも不十分だったということにはなります。新しいヒト試験のガイドラインも今年度中には出ると言われていましたが、遅れている様子であり、また状況が公開され次第ご報告いたします。

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