PEACE活動報告ブログ

畜産関連の基本方針に放牧・家畜の快適性など盛り込まれる

パブリックコメントが終わり、検討が続いていた農水省の畜産動物関連の基本方針等が出そろいました。

「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」では、「生産基盤強化のための取組」の中で、「担い畜産動物関連の基本方針等手の育成と労働負担の軽減」のセクションに放牧のことが盛り込まれ、「乳用牛・肉用牛飼養頭数の減少への対応」の中には、以下の内容が盛り込まれました。

⑥ 家畜の快適性に配慮した飼養管理の推進
(背景・課題)
日々の観察や記録、良質な飼料や新鮮な水の供給等を始めとした適正な飼養管理の励行により、家畜を快適な環境で飼養することは、家畜本来の能力を最大限に発揮させることによる生産性の向上にも寄与する。
(対応・取組)
我が国の実態を踏まえて社団法人畜産技術協会(当時)が平成23年3月に公表した「アニマルウェルフェアの考え方に対応した乳用牛/肉用牛の飼養管理指針」の周知・普及を図る。

また、「養豚農業の振興に関する基本方針」には、以下の内容が盛り込まれています。

③豚の飼養管理指針の理解醸成
日々の観察や記録、豚の適正な取扱い、良質な飼料や水の給与等の適正な飼養管理により、豚を快適な環境で飼養することは、豚が健康であることに-6-よる安全な畜産物の生産につながり、能力を最大限に発揮させ、生産性向上にも結びつく。
このため、我が国の実態を踏まえて社団法人畜産技術協会(当時)が平成23年3月に公表した「アニマルウェルフェアの考え方に対応した豚の飼養管理指針」の周知・普及を図る。

さらに、「家畜改良増殖目標」「鶏の改良増殖目標」にも、各畜種ごとに一言、畜産技術協会のアニマルウェルフェア指針の周知・普及を推進するという一文が入りました。

EUなどに比べると、ごくごく小さな一歩かもしれませんが、それでも国が家畜福祉にまったく無関心ではなくなってきているのは素晴らしいことです。今後、具体的な取り組みがふえていくことを願います。

家畜改良目標ポイント
概要をまとめた資料にも「アニマルウェルフェア」の言葉が

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