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生産情報公表牛肉・豚肉の日本農林規格パブコメ 8月20日締切

8月20日まで、農林水産省で以下のパブリックコメントを2つやっています。

生産情報公表牛肉の日本農林規格の確認案についての意見・情報の募集について

生産情報公表豚肉の日本農林規格の確認案についての意見・情報の募集について

非常にシンプルにではありますが、それぞれのパブコメに対し、牛や豚の飼われ方について基本的な情報を追加してほしい旨の意見を送りました。参考まで掲載いたします。(飼養方式の分類については、「アニマルウェルフェアの考え方に対応した飼養管理指針」の表現に従いました)

パブコメ案として「改正なし」の見解が出ているので実現は難しいと思いますが、意見がこなければ異論はなかったことになってしまいます。畜産動物の福祉に関心があることを国に伝えるチャンスですので、ぜひ皆さまのご意見をお送りください。

消費者に対し、牛がどのような環境で飼育されているのかについての基本的な情報提供を行うべきであり、現行の「生産情報公表牛肉の日本農林規格」の見直しを要望します。

具体的には、生産情報の中に、以下の情報を追加することを要望します。

●飼養方式について、

・肥育の段階で、繋ぎ飼い方式・放し飼い方式・放牧方式等のうち、いずれの飼養方式がとられたか。(それらの組み合わせである場合は、その詳細も)

・飼育スペースの、1頭あたり面積

●ビタミンA抑制の有無

●除角の有無及び時期

<理由>
国際的には家畜福祉への関心が高まっており、また健康志向ともあいまって、霜降りを求めるような日本の特殊な肥育方法に対しては批判があるところです。

我が国においても、放牧を行うなど動物福祉に配慮する事業者へのインセンティブを高めるような政策をとっていくべきで、関連する情報を公開情報に含めることが必要だと考えます。

消費者に基本的な情報を公開することによって、肉牛飼育の現場への関心を高める効果も期待できます。

以上よろしくお願いいたします。

消費者に対し、豚がどのような環境で飼育されているのかについての基本的な情報提供を行うべきであり、現行の「生産情報公表牛肉の日本農林規格」の見直しを要望します。

具体的には、生産情報の中に、以下の情報を追加することを要望します。

●飼養方式について、

・単飼(ストール)方式・群飼式・放牧方式のうち、いずれの飼養方式がとられたか。(それらの組み合わせである場合は、その詳細も)

・飼育スペースの、1匹あたり面積

●断尾の有無

●(雄に関して)去勢の有無および時期

<理由>
EU等での妊娠豚の単飼ストール禁止など、世界的には豚の飼育状況に関する関心は高まっており、そういった国際情勢がいつ日本の畜産に影響を与えることになるかわからない状況にあると感じます。

我が国においても、放牧を行うなど、アニマルウェルフェアに配慮を行う事業者へのインセンティブを高めるような政策をとっていくべきで、関連する情報を公開情報に含めることが必要だと考えます。

消費者に豚がどのように飼育されているかの基本的な情報を公開することによって、関心を高める効果も期待できます。

以上よろしくお願いいたします。

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