動物愛護法改正の報告会&勉強会参加御礼/改正法の詳細について特定動物からアップしました

動物愛護法改正報告会&勉強会を開催しました

7月7日(日)、文京区スカイホールにて、「法律に見放された動物たちを守るための勉強会」を午前中に、「動物愛護法改正報告会」を午後に、法改正の活動を協働で行ってきたPEACE、JAVA、ARCの3団体共催で開催しました。

約100名もの方たちにご参加いただき、質疑応答の時間には有意義なご意見・ご質問が次々とあり、大変充実した集会となりました。ご来場をくださいました皆さま、大変ありがとうございました。

午前中の勉強会は、今回の動物愛護法改正で十分な議論がされず、私たちの求めた改正が実現しなかった実験動物と畜産動物について、まずは現状を知っていただき、今後の活動に生かしていただこうと企画しました。実験動物については、これまでの経緯や現状を知るための情報すらない日本の実情等についてPEACEから、畜産動物については、日本の虐待と言える実態などについてARCからお話ししました。

お昼を挟んで午後からの報告会では、今改正で私たちの要望が実現した多くの点について、もしくは実現しなかった点について、内容や経緯に関し、法律全体にわたるご報告しました。改正法の詳細は、順次ウェブサイトへも掲載していきますが、どのように改正法を生かすかは、私たち市民がどれだけ法律を理解し、活用するかというところにもかかってきます。

また詳細な基準等については、今後環境省が策定する基準にかかってくる部分が大きいですので、働きかけは今後も必要です。報告会の内容を、今後の環境省への働きかけや、動物たちのための活動に役立たせていただければ幸いです。

質疑でご回答した内容への補足

「報告会で発表があった内容が改正された点の全てになるか」というご質問をいただきました。その際、動物愛護管理センターや動物愛護担当職員(改正後は動物愛護管理担当職員の名称になる)の条文については、私たちは法改正を求めていなかったので報告会では話さなかったとPEACE代表よりご説明したのですが、終わってから、ほかにも動物取扱責任者研修を委託することができるようになる改正や、自治体への財政上の措置に関する条文などのご紹介が抜けていたことに気が付きました。

お詫びして補足いたします。いずれも、私たちが要望しなかった点となります。

3団体の改正運動の軌跡

報告会では、JAVA事務局長の和崎さんからお話があった部分などをもとに、3団体の2年半にわたる法改正運動を振り返るまとめを「2019年の動物愛護法改正へ向けた私たちの活動」のページに掲載しました。長い道のりでした。

改正法の詳細について

どのように動物愛護法が改正されたか、各項目ごとに順次アップしていく予定です。第一弾として、特定動物の規制強化についてのページをアップしました。改正法の内容だけではなく、これまでの主な事件・事故一覧など、関連する情報もまとめました。

また、施行時期について3段階に分かれるので、わかりやすく表にしました。こちらのページをご参照ください。

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