動物愛護法 ふれあい

堀井動物園の2つの飼育場に動物保護管理センターの立入がありました

投稿日:2018年11月16日 更新日:

滋賀県動物保護管理センターが5日に、堀井動物園の2つの飼育場(守山市岡町と野洲市吉川)に立入をしました。

今年、琵琶湖があふれそうになるくらい激しかった西日本豪雨の後にも立入りする必要はないと言っていたセンターですが、やっと立入がありました。ちなみに、激しい風を伴った台風24号の後には、堀井動物園のほうから問題は起きていないと電話がセンターにあったそうです。それだけで、センターはめちゃくちゃ喜んでいました。(う~ん)

立入に先立って、野洲の第二飼育場については外観の写真をセンターに送っていました。10月の様子です。

外のダチョウ飼育スペースはこのような状態。鳥がいるの……見えますか?

物が落ちてダチョウに当たらないのか、問題のある状態だと思いますが、センターによれば、くずれないようにバンドで止めてあるから大丈夫との判断だとか。

はあ、そうですか。

裏側から見た檻等の積み上げもくずれそうで、従業員や動物に直撃したら?とは思わないか、非常に疑問ですが…

これも見た目は悪いが問題なしだとか。

小屋の上に餌袋が置いてあるのも、落ちそうですが…

これは台風対策で重石として小屋の上に乗せてあったとか!
そもそも餌袋が重石になる程度の小屋で動物を飼うのはいかがなものでしょうか。
というか、重石のほうが落ちそうなんですが。

ちなみに、これらの写真が撮影された日にはキリンのガスくんは不在だったそうです。ガスくんは、公表されていないところでも移動動物園に使われているようです。

その2、3日後には、ガスくん、戻ってきていました。まだ、あどけない感じのガスくん。ひとりぼっちは、とても寂しいでしょうね……。

ガスくんの移動動物園用の柵(サークル状に並べて重石をするだけのもの)については、なぜ滋賀県で許可が出るのか、非常に疑問に思います。ユニバーサルホーム西岐阜店の移動動物園のキリン展示の際に、岐阜県が許可を出してしまいましたが、その理由の一つに本拠地の滋賀で許可を出しているから出さざるを得ないというものがありました。

しかし滋賀県によれば、「その自治体の判断で許可するかどうかは決めるべき。滋賀県が許可しているからほかの自治体が許可するというものではない。堀井動物園には、どこの自治体でも許可が出るとは思わないようにと言ってある。」とのことですので、ぜひ各自治体には独自に許可しない判断をしていただきたいものです。

シマウマの首の両側の同じような位置にタコっぽいものや傷があることについては、写真を送っておかなかったのでうっかりしましたが、立入では職員は気が付かなかったとか。「え、あれを?」と驚きますが、全体にどの動物も傷やら汚れやらハゲやらがあって、目立たなかったのかもです…… もともと障害やケガのある個体を入手してくる業者だという先入観があることもあるかと思います。

守山市岡町の飼育場については、腎臓が悪いと昨年書類に書かれていたピューマの「ピュー太くん」(と移動動物園の宣伝の写真の看板に名前が書いてあっただけだが)が亡くなっていることがわかりました。動物園側から届が出ていたそうです。大型のネコ科の動物が、日本の倉庫の中の移動檻で生涯を閉じるとは……本当に哀れで仕方ありません。

また、無許可飼育が立件されて裁判になっているハクトウワシについて、死んだとの届が出されていますが、実は驚愕の生存説があります。これについては立入では確認できなかったそうです。謎は深まりますが、3年前に守山警察署が怠慢で捜査をしなかったために結局滋賀県が出してしまった飼養・保管許可を、なぜか今でも堀井動物園は取り下げておらず、持ったままであるのも、変な話です。ハクトウワシなんて、そんなにしょっちゅう市場に出ないでしょうに(だから許可も持っていないのにその場でほしくなったというのが本人の裁判での説明の趣旨ではないのか)、なぜ許可を持ったままなんでしょうか? 要らないはずなのに許可を取り下げない理由が知りたいものです。

ほか、立入の詳細については、また開示請求になるかと思います。全体の頭数については、印象では、だいぶ整理されてきているのでは?という状況はあるようです。(補足:センターは現在、ウサギ・モルモットなど一般的な飼育動物以外を新たに入手しないよう指導しているそうで、死ぬ一方で新しい動物を入れないことで数が減る効果が出ているものと推測されます。何が死んだかまでチェックしていないようなので、確証はないですが……現在の立入の仕方は、堀井動物園から現在いる動物のリストを提示してもらい、それに従って確認するそうです。そして、そのリストはもらっては来ないそうです。法律的に提出の義務はないため)

第二飼育場については、農地法違反や地元からの苦情で立ち退きの指導があるわけですが、それについては引き続き協議中としか言えないとのことでした。

今回の立入では回る時間がなかったというめっちゃさわれる動物園については、いろいろと指導・確認のお願いをしている点を滋賀県に送っていますが、一部は口頭で既に堀井動物園側に伝えられているそうで、近日中に立入で改善されているかの確認を行うとのことでした。こちらについては、別途ご報告します。

▼守山市岡町の堀井動物園本拠地 タクシーの運転手さんによると、やはり悪臭で知られる。夏などは車の中にいても臭う。昔、ヘビが逃げて、騒ぎになったこともあった。


2018.11.18追記:補足を追記しました。

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