特定動物

環境省が事務連絡「動物園等における安全確保等の徹底について」を発出

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平川動物公園のホワイトタイガーによる従業員の死亡事故を受けて、環境省が事務連絡「動物園等における安全確保等の徹底について」を10月9日付けで発出していました。

一昨年(2016年)は群馬サファリパークの死亡事故を受けて、昨年(2017年)は湘南動物プロダクションや小諸市動物園の重傷事故及びアドベンチャーワールドでの死亡事故等を受けて通知が出ていますから、ここのところ毎年、特定動物について何らかの文書が出されていることになります。

実に事故が多いですが、この問題の裏には、一般的に言われているような管理ノウハウの問題や、単なるプロの慢心といった問題とは少し違った、動物特有の問題も隠れているのではないか……とも感じています。

つまり、動物に憧れがあって勉強も熱心にするくらい「好き」な人たちが働くようになってきているという背景です。この人たちは、動物を怖いと思ったりする人たちとは根本が違うわけですから……。そこへ来て、動物はモノとは違って反応もあり、擬人化もしやすい。できるなら動物と触れ合いたい、僕・私は動物と交流できているような気がする!くらいに思っている人たちを雇うリスクというのも、実は考える必要があるのではないでしょうか(経営者自らがやらかしているケースは、もはや論外ですが)。

印象から受けるただの仮説なので、上記は読み飛ばしていただければですが…。

事務連絡「動物園等における安全確保等の徹底について」本文全文

動物園等における安全確保等の徹底について
今般、鹿児島市平川動物公園において、従業員が特定動物(トラ)に襲われ、死亡する事故が発生した旨の報道がありました。
動物園等における飼育員や従業員の安全確保等については、平成29 年3 月15日付け環自総発第1703512 号総務課長通知「動物園等における安全確保等について」により、動物園等の第一種動物取扱業者に対し、指導、監督等の適切な対応をお願いしているところですが、動物園等における安全確保等について再度周知徹底いただきますようお願いします。
なお、特定動物等による人身事故については、「動物愛護管理行政事務提要」に掲載・公表するために、毎年、前年度の状況を報告いただいていますが、環境省への問い合せも多いことから、特定動物による人身事故が発生した際は、可能な限り速やかに、ご報告くださいますようお願いします。

滋賀県も事業者に注意喚起

この環境省の事務連絡を受けて、滋賀県でも、特定動物の飼養・保管許可を有する事業者に対し、注意喚起の文書を送ったとのことです。堀井動物園にも送られているはずです。

堀井動物園は、守山市岡町の本拠地の倉庫で飼われていたピューマが死亡したとのことで、大型のネコ科の動物はいなくなったはずですが、ワニの移動動物園での利用や、大蛇を首にかけての写真撮影などはまだ継続しているので(ビルマニシキヘビは死亡し、その後使われていたアミメニシキヘビからボアコンストリクターに変更はありましたが)、事故の懸念度が高い事業者であることは間違いないでしょう。

ただし、現在は特定動物の無許可飼育が裁判にもなっており、新たな特定動物の飼養開始は途絶えている様子ではあります。

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