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無許可飼育のボアコンストリクターが逸走、書類送検へ

巨大ヘビなど80匹を飼育し、特定動物の無許可飼育(動物愛護法違反)で摘発された事例が報道されています。

付近の住人から「アパートの壁に大きなヘビが張り付いている」と110番があったことが発覚のきっかけでした。

逃げたヘビは、ボアコンストリクターです。

ボアコンストリクターについては、爬虫類飼育者のあいだに「大人しいヘビで、攻撃的ではない」との意見があり、環境省が特定動物のリストから外そうとする動きがありましたが、当会ではまさに、ボアコンストリクターが屋外で発見された際に警察への通報の対象となってきたことなどを根拠に規制続行を求め、実現した経緯がありました。

このときに驚いたのは、専門家の間に「死亡事故例がない」という事実誤認があったことです。

得てして専門家は利害関係者であり、規制を考えるときに、専門家の意見だけに頼るのは非常に危険だという実例です。結果として、規制が市民の感覚から逸脱してしまっては意味がありません。

過去の事故の事例については、以下のページをご覧ください。

爬虫類の飼育は、飼育数も多くなりがちで、まだまだ違法飼育が横行しているのが実態です。今回の事例についても、いつごろ、だれから購入したものなのか、入手ルートについても厳しく追及してほしいと思います。

また、飼育環境が貧弱になりがちな点でも、そもそも個人による特定動物の飼育は禁止されるべきだと考えます。

報道

アパートからヘビ80匹、無許可保管容疑で飼い主書類送検へ (既にリンク切れ)
2013年12月3日 TBS News i

大蛇や毒トカゲ25匹、部屋飼い 「壁にヘビ」隣人通報
2013年12月3日 朝日新聞

6畳間に80匹「ヘビ屋敷」捜索 無許可飼育の20数匹押収 大阪府警(既にリンク切れ)
2013年12月3日 産経新聞

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