生息国から合法に輸出されたことはない「幻の」ミミナシオオトカゲ

あさましいCITES商法
あさましいCITES商法

ボルネオ島で1878年に発見されて以来、目撃例が乏しいために「世界で最も珍しいトカゲ」とも言われてきたミミナシオオトカゲですが、12月5~6日に池袋で開催されたレプタイルズワールド2015冬で、なんと狭いプラスチックケースに2匹入れられて売られていました。

トラフィックイーストアジアジャパンのレポートによれば、この種に関して生息国が輸出許可を発行した記録はなく、「いかなる飼育施設内の親個体も、合法的に取得した個体は存在しない」とのことですが、CITES付属書I掲載の提案が準備されていることも業者の手にかかれば宣伝材料。相変わらずの業界体質と驚きます。

ちなみに、日本では静岡のイズー(体感型動物園 iZoo)でインドネシア由来とされる個体が展示されていますが、この入手についても非合法ルートがとられたことをトラフィックのレポートは示唆しています。

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