イルカに続いて、クジラでも信じられない動きが。
調査捕鯨の実施を「国の責務」に位置づけ、調査の継続のため財政支援などを求める新法が、先日閉会した通常国会で可決・成立しました。あっという間の動きです。
政策立案過程が不透明で国民的議論がないままという、議員立法の悪い部分が思いっきり出ている感じ。
生物多様性保全・法制度ネットワークによる院内集会にも参加させていただいたのですが、この法律がなくてもできることばかり、なぜ?という話が。やはり予算措置を恒常化させたいのではないか?とのこと。
わざわざ南氷洋まで行っていることと並んで、需要に見合わない多額の予算が、一番国民に理解を得られていない点ではないかと思うのですが。
声明は、法案成立前に「廃案」にする旨で賛同していましたが、呼びかけ団体のIKA-Netによると、今後は声明文を「廃案」から「廃止」に修正し、声を上げていくとのことです。