水族館とイルカ続報~WAZAと市民団体が会合&韓国からの情報

世界動物園水族館協会への働きかけ

水族館に野生のイルカが導入されている件について、昨年よりエルザ自然保護の会、ヘルプアニマルズと共に世界動物園水族館協会(WAZA)へ働きかけをしていましたが、アルビノのイルカの子どもが捕獲されたことから世界的に野生イルカ捕獲への反対の声が高まった時期とも重なり、その後、WAZA本部で市民団体との話し合いがもたれました。

日本からは、エルザ自然保護の会が参加され、その報告がサイトにアップされましたので、ご紹介します。今後も話し合いが継続される予定ですので、以下のリンク先をぜひお読みください。

  • 世界動物園水族館協会(WAZA)との会合(既にリンク切れ)

韓国より

また、韓国の団体「ホットピンクドルフィンズ」の代表とお会いした方から、その後のコジェ(巨済)シーワールドの動向についても情報が入ってきました。

  • 開園はさらに1か月遅れるようで、6月の開園予定に変わったらしい。
  • 現在までに合計16頭のハンドウイルカ(太地)と4頭のベルーガ(おそらくロシアから)を輸入したとのこと。
  • 結局、ベルーガを輸入できたのは、コジェがナクト川流域環境庁(ナクト川はプサンを流れる川)に、相当なロビーをした結果、可能になったようだ。
  • 太地からのイルカ16頭は、コジェシーワールドだけでなく、プサン市内のホテル(ホテルの中に水槽を作っているらしい)にも振り分けられ展示されている。

日本で野生動物が捕獲・監禁され、このような規模で海外で商業主義のもと利用されていることに、やはり日本人としてショックを禁じえません。

日本の動物園水族館関係者の意識の改革を望みます。

hotpink2ホットピンクドルフィンズのアクション

追記

その後、2015年に日本動物園水族館協会は、イルカ追い込み猟からのイルカの導入を廃止する決定をしました。

経緯まとめ

2015年、日本の水族館にとってエポックメーキングな出来事がありました。日本動物園水族館協会(略称:日動水、JAZA)が、追い込み猟から野生イルカを新たに導入しないことを決定したのです! JAZAが加盟する世界動物園水族館協会(WAZA)の[…]

2015年、日本動物園水族館協会 日動水 JAZA が英断 追い込み猟からイルカを導入しない NGO働きかけ経緯 まとめ 

▼巨済シーワールド問題とその後の韓国の鯨類飼育規制に関するまとめページ韓国 巨済(コジェ)シーワルドと進む鯨類飼育に関する法規制

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Photo 135636426 © Marky62 | Dreamstime.com最新のアクション情報はこちらです。イルカ・シャチのショーを禁止したフランスフランスでイルカショーが禁止されたことは、日本でも報道されました。[…]

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