とかく美談にされがちな動物との「ふれあい」について、問題点を考えるコンテンツをシリーズで何点かアップしていこうと考えています。
第1回目は、以前、倒れているモルモットを見たことのある井の頭自然文化園のモルモットコーナーをとりあげてみました。
ここは繁殖に力を入れていることでも有名ですが、どうしてメスしかいないのでしょうか? 結論から言ってしまうと、オスが間引かれているからです。平成24年度の繁殖数・死亡数(殺処分を含む)・譲渡数を園にお聞きしましたので、ごらんください。
また、子どもや大人がモルモットを地面や台車に落としたり、投げたりしたときの記録についても開示請求で手に入れ、数を数えてみました。
子どもたちが喜ぶからと行われている「ふれあい」ですが、動物側から考えてみると、なかなか過酷でストレスフルな実態があるといえます。