ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」に関する公開質問状(2026年)

ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」に関する公開質問状(2026年)

2026年の質問書には、京都大学と生理学研究所の回答を1本に合わせた形で回答がありました(2026年7月3日付)。

赤字が回答です。


【質問1】 年度末(3月31日)時点のニホンザルの飼育頭数(繁殖群・育成群の数)ですが、昨年のご回答でNBRP「ニホンザル」の公式サイトでの公表をご検討いただいているとのことでしたが、現在も公表されていません。つきましては、2026年3月31日時点の最新の京都大学及び生理学研究所(飼育委託先を含む)のNBRP「ニホンザル」の飼育頭数を、繁殖群・育成群ごとに教えてください。飼育委託先にサルが残っている場合は内訳も教えてください。

2026年3月31日時点
京都大学      繁殖群     頭 ・ 育成群    

自然科学研究機構  繁殖群     頭 ・ 育成群    
(うち飼育委託先に 繁殖群     頭 ・ 育成群    頭)

2026年3月 31日 時点
京都大学ヒト行動進化研究所  繁殖群 187頭 育成群243頭
自然科学研究機構生理学研究所 繁殖群   19頭 育成群   0頭
となります。飼育委託先にはおりません。

【質問2】 2025年度の提供頭数、採択件数、不採択件数、2006年度以降の累計提供頭数及び提供先機関数をそれぞれ教えてください。

2025年度提供頭数     
2025年度採択件数     件 
2025年度不採択件数     
2006年度以降の累計提供頭数     
2006年度以降の累計提供先機関数     機関

2025年度提供頭数  57頭
2025年度採択件数  21件
2025年度不採択件数  0件
2006年度以降の累計提供頭数 1248頭
(昨年度の報告数の1190頭 は1191頭の誤りでした。お詫びをして訂正いたします。)
2006年度以降の累計提供先機関数40機関となります。

【質問3】 2025年7月24日にNBRP「ニホンザル」の公式サイトで公表された「お知らせ」を拝見しました。株式会社奄美野生動物研究所に飼育委託されていたサルは全て京都大学及び生理学研究所で飼育するとのことですが、京都大学及び生理学研究所へ全頭移送は完了しましたか。

(ア)完了した
(イ)完了していない
(ウ)その他(                    )

完了しました。

【質問4】 株式会社奄美野生動物研究所のサルは、これまでに、京都大学及び生理学研究所に、いつ、何頭ずつが移送されたのでしょうか。繁殖群・育成群ごとの数字を教えてください。
回答例)20XX年●月●日 京都大学善師野キャンパスへ 繁殖群●頭・育成群●頭を輸送

2022年 12月 6日 京都大学ヒト行動進化研究所へ 繁殖群23頭・育成群1頭
2023年 3月 14日 京都大学ヒト行動進化研究所へ 繁殖群24頭・育成群2頭
2024年 7月 22日 京都大学ヒト行動進化研究所へ 繁殖群31頭・育成群3頭
2024年 12月 2日 自然科学研究機構生理学研究所へ 繁殖群24頭
2025年 3月 10日 京都大学ヒト行動進化研究所へ  繁殖群25頭
を輸送しました。

【質問5】 株式会社奄美野生動物研究所に飼育委託されていたサル、もしくはNBRPのサルに限らず、それ以外のニホンザルについて、京都大学と生理学研究所の間での移送もありましたか。もしあった場合、いつ、何頭ずつが移送されたのでしょうか。繁殖群・育成群ごとの数字を教えてください。
回答例)20XX年●月●日 生理学研究所から京都大学善師野キャンパスへ 繁殖群●頭・育成群●頭を輸送

ありません。

【質問6】 2024年度及び2025年度の京都大学、生理学研究所それぞれの死亡数を教えてください。

2024年度の死亡数
京都大学            繁殖群     頭 ・ 育成群    
自然科学研究機構    繁殖群     頭 ・ 育成群    

2025年度の死亡数
京都大学            繁殖群     頭 ・ 育成群    
自然科学研究機構    繁殖群     頭 ・ 育成群    

2024年度の死亡数
京都大学ヒト行動進化研究所   繁殖群 22頭  育成群 10頭
自然科学研究機構生理学研究所  繁殖群 1頭
2025年度の死亡数
京都大学ヒト行動進化研究所   繁殖群 23頭  育成群 13頭
自然科学研究機構生理学研究所  繁殖群 4頭

【質問7】 岡崎市へ特定動物の飼養管理に関する公文書書開示請求を行ったところ、生理学研究所の施設では令和6年(2024年)6月1日~令和7年(2025年)5月31日のあいだにニホンザルが69頭、減少しています。前年の22頭に比べて数が多いため、質問させていただきます。
この期間に減少した69頭のサルは全て、実験の最終段階で致死処分され、数が減ったものでしょうか。それとも感染症や事故等による死亡、もしくは単純に飼育数を減らすための致死処分、もしくは外部へのサルの提供・輸送等が行われたのでしょうか。減少した事由ごとに減少したサルの数を教えてください。

前年と比較して数が多いのは、飼育委託先から京都大学ヒト行動進化研究所への移動によるものです。

PEACE注:岡崎市に確認したところ、ニホンザルの一覧には、生理学研究所が許可を受けている移動檻を使用して移動させたニホンザルの記録も含まれるとのことなので、NBRPの回答と考え合わせると、奄美からの移動に生理研の檻を利用したということだと思います。(特定動物を移動させるには、許可を受けた檻での移動が必要です)

【質問8】 株式会社奄美野生動物研究所から京都大学及び生理学研究所へ輸送後、検疫中は個別ケージで単独飼育でしょうか。また、全てのサルの検疫が終わっているのかどうか教えてください。検疫が続いているサルがいる場合、何頭いるのかも教えてください。

検疫は終了しています。

【質問9】 株式会社奄美野生動物研究所の飼育施設は、ニホンザル数頭ずつを入れた野外ケージであったと認識しております。京都大学及び生理学研究所では、奄美大島から移送され、検疫を終えたニホンザルをどのような環境・飼養方法で飼育されているのでしょうか。それぞれの施設の飼育環境・管理方法等の概要を教えてください。(屋内か野外か、ケージ・檻飼育か放飼場か、ケージ・檻飼育の場合のケージ・檻のサイズ、単独飼育か群れ飼育か、オスとメスは分けられているのか、なんらかの繁殖制限措置がとられているのか等)

京都大学ヒト行動進化研究所では、年齢や健康状態により、グループ飼育と個別飼育で分けています。

自然科学研究機構生理学研究所では、現在、個別飼育をおこなっています。

【質問10】 昨年の質問状でもお聞きしましたが、再度ご質問します。京都大学では2009年度まで、生理学研究所では2004年まで、外部からのニホンザルの導入があったとご回答をいただいています。それらの外部から導入したサルは、現在、それぞれの施設で何頭生き残っていますか。

京都大学                 
自然科学研究機構         

2026年 5月 20日 時点
京都大学ヒト行動進化研究所  179頭
自然科学研究機構生理学研究所 19頭

【質問11】 昨年、「今のところNBRPニホンザル事業として、新たに繁殖母群の導入予定はありません」とのご回答をいただいていますが、「今のところ」とありましたので再度質問させていただきます。今後について、新たに繁殖母群の導入はしない方針でしょうか? 該当する項目を○で囲ってください。なお、(ウ)の場合、( )内に具体的にご記入ください。

(ア)導入しない
(イ)導入する
(ウ)その他(                    )

今のところNIBRPニ ホンザル事業として、新たに繁殖母群の導入予定はありません。

【質問12】 昨年のご回答で、研究機関への輸送時に提供したサル1頭が死亡したことがあるとのことでしたが、その後、奄美大島からの輸送その他の目的等でニホンザルを輸送する際に、死亡事故はありましたか。ある場合、事故の発生時期と頭数を教えてください。

ありません。

【質問13】 これまでの質問状でもお聞きしましたが、再度ご質問します。国際的に霊長類の実験利用はなくすべきであるとして、削減の努力が進められており、NBRP「ニホンザル」も現実に縮小傾向にあります。本年度でナショナルバイオリソースプロジェクト第5期が終了しますが、次期第6期の公募において、ニホンザルの繁殖・提供事業について応募せず、NBRP「ニホンザル」を終了させるお考えはありますか。該当する項目を○で囲ってください。なお、(ウ)の場合、( )内に具体的にご記入ください。

(ア)第6期は応募せず、NBRP「ニホンザル」を終了させる考えがある
(イ)第6期も応募し、NBRP「ニホンザル」を終了させる考えはない
(ウ)その他(                    )

今後のあり方については、常に関係各所のご指導・ご意見を伺いながら考えていきたいと思います。

2021年の質問と京都大学からの回答

2021-22年の生理研への質問と回答

2024年の質問と回答

2025年の質問と回答


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