動物福祉議連 化粧品の動物実験廃止WT第2回が開催されました

11月20日、動物福祉(アニマルウェルフェア)を考える議員連盟(会長:岩屋毅衆議院議員)の中に設けられた「化粧品の動物実験廃止WT(ワーキングチーム)」(座長:小宮山泰子衆議院議員)の第2回が開催されました。

国会議員の参加は、議員本人が16名、代理(秘書)が12名でした。非常に多くの参加があり、化粧品の動物実験の禁止をめざす私たちとしては、とても感慨深かったです。

この日は、動物実験代替法の第一人者である元JaCVAM(日本動物実験代替法評価センター)事務局長で、現在は山陽小野田市立山口東京理科大学教授をされている小島肇先生のご講演がありました。

現状の化粧品・医薬部外品の規制では、どういう動物実験が求められているかというところから、動物実験の3Rに基づく動物実験代替法の進展について、これまでの動向と国際状況、また今後の展望について、貴重なお話を多くの国会議員に聞いてもらうことができました。

日本は、動物実験代替法の開発において、これまでかなり貢献してきた国だが(特にOECDテストガイドラインにおいては、現在31あるインビトロ/インケミコのテストガイドラインのうち、14の開発に日本が関わってきた。これはEUの次であり、1国で考えれば日本がトップという状況があるが)、欧米に比べて小さい予算で動いていること、また実際の代替法の受け入れや普及については後れをとっていることなどが、講演や質疑応答を通じて浮かび上がりました。

また、皮膚や眼などの特定の部位の毒性(局所毒性)については動物実験を代替できるようになってきたが、全身毒性についてはまだであるとのお話があり、質疑応答で、全身毒性についても代替できるようになるのかという質問が出ましたが、もしかしたら10年後には全身毒性の代替法が複数できてくる、たぶん50年後には動物実験を使わなくてもよくなるような技術はもうできていると推測されますとの回答がありました。

以前は100年後にはなくせるかもねなどと言われていたものが、50年に縮まっているぞ!と思いました。

小島先生のご講演の後には、「美しさに犠牲はいらないキャンペーン」でPEACEも連携して活動しているNPO法人動物実験の廃止を求める会から、事務局長の和崎聖子さんがコスメガイドブックについて説明しました。

日本の化粧品企業においても動物実験していないという回答がふえていること、また化粧品の動物実験が禁止されていないために消費者やメーカーがどう困っているかなどを国会議員の皆さんに聞いていただくことができました。

私たち「美しさに犠牲はいらないキャンペーン」では、化粧品の動物実験禁止を日本でも実現するため、国会請願署名を立ち上げていますので、ぜひご協力をお願いいたします。

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ちなみに、動物福祉議連には犬肉食の禁止を検討しているワーキングチームもあり、そちらでは法制局に法案を検討してもらっているところとのことでした。その次に、ぜひ化粧品の動物実験禁止の法案を出してもらえるよう、PEACEではこれからも働きかけを行っていきます。

動物愛護法だけでなく、他の面でも動物の利用への規制が進むことを願っています。

参加された串田誠一参議院議員の投稿

動画で請願署名のことなどを話しました。ご覧ください。

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