イルカ生体捕獲に関し、WAZAへ再び公開質問書


▲太地から海外に売られるイルカたち

追記:2015年5月、JAZAは追い込み猟からのイルカの入手を止めると決定しました! 働きかけ当時の記事をそのまま残しています。


イルカ追い込み猟での生体捕獲について新たなルールができたことは以前ご報告した通りですが、その内容についてWAZAに見解を正すためのオープンレターを再度3月27日に送付しました。英語になりますが、とりいそぎ原文を英語サイトに掲載しました。

この間の経緯の英語でのまとめがエルザ自然保護の会のサイトに掲載されています。

また、オーストラリアの団体がWAZAに対して訴訟を起こしたことがThe Guardianによって報じられていますが、そのことについてWAZAが3月24日付けで声明を出していました。

  • WAZA statement in reference to the Guardian article(既にリンク切れ)

WAZAのメンバーは追い込み猟からイルカを購入していないと繰り返していますが、それはWAZAの直接のメンバーのことであって、WAZAのメンバーであるJAZAの加盟館は、追い込み猟からイルカを購入しています。このことが問題になっているのに、正面から語らないのは詭弁のように感じられ、非常に残念です。

また、中国などWAZAの知らないところへの輸出がふえていることに注意を向けようとしていますが、これについてはJAZAに調査を依頼したとあり、期待もする一方、JAZAとは、除名ではなく関係を保つことに意義があると訴えようとしているだけのようにも感じられます。

The Guardianの記事にあるイルカ捕獲内訳についてのグラフのことにも触れられていますが、水族館のショーで主に使われているハンドウイルカに限って言えば、すでに食肉用の捕殺を水族館用の生体捕獲の数が上回っています。詳細は、エルザ自然保護の会の以下の記事をご参照ください。

  • イルカの捕殺頭数と生体捕獲(生け捕り)頭数の推移(既にリンク切れ)

追記:

その後、JAZAは追い込み猟からイルカを入手しないことを決定しました。経緯はまとめページをご覧ください。

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