畜産草地研究所、一般公開での動物ふれあい展示を中止

昨年、施設の一般公開の際に、実験用ハムスターのプレゼントやヒヨコ、子豚とのふれあい企画などを行った畜産草地研究所に対し、今年も同様の企画を行うのかどうか確認したところ、防疫上の理由ならびに批判を受けたことから、動物展示は行わないとの回答を得ました。

プレゼントやふれあいのために研究機関が動物を繁殖すること自体が理解しがたく、また、行事終了後に殺処分されるとは知らずに子どもたちが動物とふれあっている姿は見るに忍びなく、中止の判断を歓迎したいと思います。

毎年、4月の科学技術週間には全国の研究所で施設の一般公開が行われます。今年も、これから詳細が公開されていくと思いますが、動物に犠牲を強いるような行事が行われないか、市民で監視していく必要があると思います。

<昨年の畜産草地研究所一般公開の様子>
ハムスターのふれあい

子豚とのふれあい(隅に固まっています)

(S.A.)

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