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円山動物園「ウッチー」事件その後

マレーグマの悲惨な死~円山動物園に対し動物愛護法に基づく勧告」掲載以後の動きについてリンクで動向をまとめたものです。

 

shimauma-icon 2015年8月23日、グラントシマウマ「飛馬」(オス 5歳)が死亡

死因は園内での移動時における輸送ストレスと公表された。

 

kuma-icon 2015年8月28日、園から市へ改善計画書を提出

獣医師機能の強化、人材確保・育成のあり方、開園時間又は休園日のあり方などについて述べられていますが、内容としては、まだこれから具体的なものを決めるという感じでした。その後、補足も掲載されました(9月11日)。

 

kirin-icon 2015年8月30日、マサイキリン「ナナコ」(メス、11歳)が死亡

死因は転倒に起因する胃内容の誤嚥による窒息死とされました。

 

kuma-icon 2015年9月30日、園から市へ改善結果報告書を提出

改善勧告で9月30日までに報告を行うことが求められていたことに対する報告書です。組織強化のあり方、人材確保・育成のあり方、開園時間又は休園日のあり方については、外部アドバイザーの意見も参考にしながら、札幌市の附属機関である市民動物園会議での議論を踏まえて検討するということが示されました。

 

kuma-icon 関係する市民動物園会議の記録

時系列が前後しますが、平成19年8月から設置されている札幌市の市民動物園会議でもウッチーの事件及び動物園の改善について議論されています。議事録は以下の通りです。

・第24回市民動物園会議 平成27年8月26日開催

・第25回市民動物園会議 平成27年9月30日開催

・第26回市民動物園会議 平成27年11月27日開催

・第27回市民動物園会議 平成27年12月15日開催

  • 会議録
    ※第27回の配布資料は、12月22日に提出された提言書(本文)及び参考資料(下記参照)

 

kuma-icon 2015年12月22日、市民動物園会議から提言書の提出

市民動物園会議から提言書が提出されました。概要は以下の通りです。円山動物園にとっては大きな改革かもしれませんが、やっと他の動物園に追いつくだけに思える点も多々あります。

・組織強化のあり方

  • 獣医療を複合的に担う専門的な組織を新たに設けるべきである。

・人材確保・育成のあり方

  • 受験資格について、現在の「高校卒業以下」から「高校卒業以上」に変更にするなど、飼育員を希望する者に対して、現状よりも広く門戸を開くべきである。
  • 動物飼育員の職を現在の「現業職員」から「一般職員」に変更すべきである。
  • 中長期的な視点に立った人材育成プログラムを整備すべきである。
  • 飼育員の増員を検討すべきである。

・開園時間又は休園日のあり方

  • 開園時間については、一定程度の短縮を図るべきである。 あわせて、現在の冬期間(11月から1月)については、より適切な時期に延長するよう、見直しを図るべきである。
  • 休園日については、現状に加え、一定程度の増加を図るべきである。
  • 「マレーグマ『ウッチ―』の死亡事案に係る改善計画(中期的課題)」に対する提言書

 

kuma-icon2016年2月24日 新年度から休園日がふえると公表

上記提言を踏まえ、「動物の体調確認や各動物舎の安全点検、職員の情報共有の拡充など、開園準備を万全に整えるため」、平成28年4月1日より開園時間及び休園日を変更することが公表されました。

kuma-icon2016年3月30日 第28回市民動物園会議

提言書の進捗状況について議題になっている。

kuma-icon2016年7月15日 ウッチーの献花台設置

1年前に死亡した「ウッチー」を偲んで、7月31日(日)まで動物園センターに献花台を設置。


 

kuma-icon 円山動物園からの、これまでの質問・意見に対する回答

 

kuma-icon 円山動物園ウェブサイト

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