アメリカの意識調査:動物実験を道徳的に誤りとする人は過去最高(2016年)

アメリカの調査会社ギャラップが行う道徳観についての世論調査の結果が公表されました。既婚者同士の不倫(最も許容されていない)からバースコントロール(最も許容されている)まで、様々な事項について、道徳的に受け入れられるかどうかを聞くものです。

その中に動物に関係ある項目があるので、下記にピックアップしました。動物実験、毛皮、動物のクローン作製の3つです。世論調査は毎年行われているもので、動物実験については悪いと感じる人が過去最高でした。

動物を用いた医学実験

道徳的に
容認できる
(%)
道徳的に
悪い
(%)
2016 53 41
2015 56 39
2014 57 38
2013 56 39
2012 55 38
2011 55 38
2010 59 34
2009 57 36
2008 56 38
2007 59 37
2006 61 32
2005 66 30
2004 62 32
2003 63 33
2002 63 30
2001 65 26

 

動物の毛皮からできた服を買ったり着たりすること

道徳的に
容認できる
道徳的に
悪い
2016 59 37
2015 61 35
2014 58 37
2013 59 36
2012 60 35
2011 56 39
2010 60 35
2009 61 35
2008 54 39
2007 58 38
2006 62 32
2005 64 32
2004 63 31
2003 60 36
2002 59 35
2001 60 32

動物のクローン作製

道徳的に
容認できる
道徳的に
悪い
2016 34 60
2015 34 60
2014 34 60
2013 34 60
2012 34 60
2011 32 62
2010 31 63
2009 34 63
2008 33 61
2007 36 59
2006 29 65
2005 35 61
2004 32 64
2003 29 68
2002 29 66
2001 31 63

追記

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