災害大国日本で動物飼育はリスクでしかない~被災する水族館

災害大国日本。これまで大きな災害が起きるたび、動物たちも被災し、犠牲になってきました。多くの動物を飼育し利用する商売は、災害時には維持できず、それ自体が明らかにリスクでしかありません。
気候変動により、今後災害はますます大きく、高頻度になっていくことが予想され、動物を閉じ込めて利用する施設は順次統廃合して減らしていく必要があります。
特に水や電気に依存して生物を生かしている水族館は被害が出やすく、大きな災害ごとに被害が出ています。
令和6年能登半島地震
のとじま臨海公園水族館(のとじま水族館)
2024年元旦に起きた大地震によりボイラーや循環装置が損傷。ジンベエザメ2匹(ハチベエ、ハク)のほか、およそ90種、3400匹の生きものが死亡。イルカなど一部の動物が他の園館に移送された。7月20日営業再開。
他の園館に移送された動物たち
※2月5日、アドベンチャーワールドに移されたカマイルカが1頭死亡。
報道
あの日、石川県七尾市の能登島にある「のとじま臨海公園水族館」(愛称・のとじま水族館)では、多くの来館者が島内に取り残さ…
石川県七尾市の能登島にある「のとじま水族館」。能登半島地震で被災して、長期休館を強いられた。設備の損傷だけではなく、飼…
能登半島地震で被災し、長期休業を強いられた「のとじま水族館」(石川県七尾市能登島)では、計約40種類・5000匹もの命…
東日本大震災
アクアマリンふくしま
東日本大震災で飼育する生きものの9割以上を死滅させたにもかかわらず、震災後4カ月で再オープン。
東日本大震災で9割以上の生き物が死滅。絶望から復活を遂げた福島県いわき市の水族館で、生き物を見守り続ける一人の獣医を追っ…
マリンピア松島
阪神淡路大震災
神戸市立須磨海浜水族園
大阪から約50分。海の王者シャチやイルカによる感動のパフォーマンスや デジタルコンテンツを活用した世界初のシャチ専門「オ…
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