検察審査会議決のご報告:不起訴処分は相当との結果になってしまいました
上げ馬神事について検察審査会の議決のご報告をChange.orgに投稿しました。「不起訴相当」という残念な結果となってしまいましたが、動物虐待の疑いが完全に否定されたわけではなく、疑いは残るとのコメントがありました。署名は閉じる予定です。
力及びませんでしたが、皆さま、ご協力を本当にありがとうございました。
Change.org報告文全文
非常に残念なお知らせです。
9月8日、検察審査会から代理人のもとへ議決に関する通知がありました。
全ての被疑者について、不起訴処分は相当との結果でした。
検察の不起訴の判断をくつがえすことはできませんでした。
3万人を超える皆さまにご賛同をいただきましたが、力及ばずとなってしまいました。
動物虐待での告発については、これ以上のことはできませんが、議決の通知には、「慎重に審査した結果、本件上げ馬神事の開催を決定し、祭馬を同神事に出走させた行為は、社会全体で動物愛護意識が高まり、動物虐待に対する罰則が強化された現代社会においては、動物虐待という疑いは残るものの」との言葉がありました。
上げ馬神事が地域の伝統行事であったため、社会的に不相当と認定することはできないという判断がされてしまいましたが、動物虐待という疑いは残ると書かれていた意味は大きいです。
もちろん、伝統かどうかに関わらず、虐待は虐待と認めてほしかったですが、決して「虐待ではない」とはっきり認定されたわけではないと受け止めています。
そして、議決の通知には、上げ馬神事が改善されたことについても触れられていました。刑事告発は再び不起訴となり、結果は出ませんでしたが、日本の伝統行事での動物の扱いを改善させる一助となったと思います。
伝統の名のもとに動物に苦痛を強いることのない社会となることを願いつつ、ご報告とさせていただきます。
皆さま、ご協力を誠にありがとうございました。
なお、ご報告ができていませんでしたが、署名に関しましては7月5日時点の賛同者数 29,245名 の署名簿を検察審査会に提出いたしました。
本署名は終了といたしますが、今後とも当会の活動にご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
メルズーガを追悼しつつ…
非常に残念なお知らせです。9月8日、検察審査会から代理人のもとへ議決に関する通知がありました。全ての被疑者について、不…
津検察審査会に上げ馬神事の起訴相当を求める署名を提出しました
7月8日に郵送にて提出いたしました。
7月5日時点の賛同者数 29,245名

今年の上げ馬神事報告
多度祭 上げ馬 神事の2日目である2025年5月5日(月)、PEACEのスタッフも現地訪問しました。メルズーガが殺処分になった2023年や、壁が撤去された2024年に現地訪問した方々とは別です。多度祭を初めて見る目で報告してもらいました。

神事2日目の流れ 公式サイトより
6:00:御例祭(朝祭り、騎手は御手洗川で沐浴)
10:30頃:騎射馬神児乗込(弦打を行う)
神児は北猪飼・力尾の騎手と隔番で盃を行い、共に乗り込む。
小山・戸津・多度地区は前日(4日)と同様に乗り込む。
11:30頃:馬場乗 4日と同様。但し、5地区が各2度行う。
13:00頃:神児迎え式
14:00頃:上げ坂(各1回) ※いわゆる上げ馬神事
15:30頃:楠廻りの行事
16:00頃:神輿渡御(御旅所への行列、流鏑馬、神輿還御)御旅所への行列の列次
途中で古式による諸行事。

レポート

多度大社の上げ坂は、撤去される前、祭り以外の日に見学したことがあったが、今回初めて撤去後であり、かつ、祭り自体も初めて観覧。
もともとは神様に馬を奉納する祭りだったはず。いつからか稲作の吉凶を占う(早稲、中稲、晩稲)ようになったと伝えられている。既に変化しているので、更なる改善は可能なはずだと思っている。
馬に対しての直接的な暴力は見なかった。ただ、上げ馬の上げ坂を登りきった後に景気づけのようなかたちで馬を叩く行為はあった。
課題は、根本的なところで、氏子たちの身なりや立ち振る舞いではないか。素行がよいように見えなかった。
一観客の感想として、稲作の吉凶を占う伝統行事であり神事だと聞いていたが、「神」という言葉は付くものの、神聖なイメージはなかった。
呑んでいるところを見たわけではないが足がおぼつかないなど明らかに酒が入っており、指定された場所以外では禁止されているにも関わらず煙草(IQOS含む)を吸い、多度大社に公式に認められた遊びのようなイベントに見えた。
稲作を占うということは豊作を祈ってもいるはず。だが、身なりや衣装を見ても神聖さには欠けるように感じられた。言い方は悪いが身なりが悪い。歌や振る舞いは形式を受け継いだものなのだろうが、神職の格好をした人たちにも威厳が感じられない。
良かったと思う点もあった。
・朝、記念撮影(?)の後「馬、日陰に行きますから」との配慮あり。
・馬繋場の馬舍にて、暑さ対策か?馬場の屋根からミストが出ていた。
・「委員会は改善しながら今後も運営していく」というアナウンスもあった。
・楠廻りの行事で「馬を叩く行為は法律で禁止されています」とのアナウンスあり。
改善が必要そうに感じた点は、
・指定された場所以外での喫煙

・興奮している馬多数(数mの馬間距離はあるが)
・多度橋にての流鏑馬
(一般人が矢を拾おうと川付近に群がっていて危ないと感じた。一般人に当たる可能性があるのでは)
・流鏑馬待ち(?)の一頭の馬がずっと鳴いてた。


疑問点
・馬の体に馬の名前がペイントされている。その馬のことを知らない(見てわからない)人たちが当日馬を扱うのだろうか。馬の周りにいる人たちは普段馬の世話をしている人たちのように見えなかった。馬の管理の責任者は誰なのだろうと思った。


・桟敷席があるため基本的に見えない。背の高い人や騎手の頭だけ見える。お金払った人しか観られない祭り。
・望遠のカメラ持って撮影するのはよいと思う。ズームして見ると、カメラを向けられたことを意識しているのがわかる。
⚠️昨年行った人にチェックを頼まれていた点
・馬繁場で馬の周りに人が群がらず休めるかどうか
馬を制御するため、馬の周りには常に人が居る。
馬同士は離れていたが、やはり興奮した様子の馬多数。

・坂を上がってからの止め方はどうなっているか(昨年は、勢いをつけて駆け上がった場合に、馬を制止できず、観客の前に置いてある白い柵に馬がぶつかっていた)
5日は、1〜3回は坂の下から見て、4回目を坂の上で見たが、場所を間違えたため見れなかった。5回目も坂の上から観覧。馬は駆け抜けたため、止めてはいなかった。ただ、去年のように、勢い余って制止できない感じではなかった。


・青年団とおじさんの馬への扱い
青年ばかりに見えた。
・直接的な暴力
なし。少なくとも目にはつかなかった。
・ムチの扱い
ムチは禁止になったか? 目にはつかなかった。
・坂途中サイドの氏子の存在(馬が駆け上がる時に邪魔かつ威嚇になっているのではないかと思われた。殺処分されたメルズーガが負傷したときも、横から手を出している人がいるように見受けられる)
血気盛んな人たちがいる感じ。

まとめ
控えめに言っても素行のよくない感じの祭りだった。
都会ではもう見なくなった感じの人たちの行事。
「伝統、伝統」と言うが、それこそお祭りに来るのは多度大社の歴史を知らない人も多いはず。神聖さとは程遠い祭りに見えた。豊作祈っていたり、占ったりしているように見えない。
写真






活動家のアクションも行われた
テレビ取材
三重県の腕章をつけた人たち
以下、馬の様子など







慰霊碑


地図






