2023年の上げ馬神事によって元競走馬のメルズーガ号が足に深刻な傷を負い、予後不良で殺処分となったこと及びその他の暴力行為について12名が書類送検されていましたが、昨日3月25日、不起訴との報道が出ました。
告発団体のもとには、津検察庁からまだ正式な通知が届いていませんが、代理人を通じ確認したところによれば、不起訴理由は嫌疑不十分であり、証拠不十分との報道とは若干異なる印象を受けています。
動物虐待事件ではこれまでよくあったことですが、司法が虐待に該当すると決断することをためらっただけであり、決して、「嫌疑なし」ではありませんでした。
メルズーガ号が受けた苦痛は激しいものだったと私どもは確信しています。今後、検察審査会への申し立て手続きをとる予定でいますので、その際には皆さまに再度ご報告いたします。
なお、1名については死亡による不起訴との報道を拝見しました。謹んでお悔やみを申し上げます。
動物虐待のない社会を目指す会
PEACE 命の搾取ではなく尊厳を
これまでの履歴
先日、上げ馬神事関係者が書類送検された件につきまして、連名で告発を行いました動物虐待のない社会を目指す会および代理人とともに、津地方検察庁に行ってきました。直接、検察官との協議を行うことができましたこと、ご報告いたします。検察官の方[…]
動物虐待のない社会を目指す会との連名で刑事告発しておりました昨年の上げ馬神事について、9月24日に、動物愛護法違反の疑いで12名を津地方検察庁へ書類送検したとの連絡を受けました。同日、報道もされており、検察に起訴を求める「厳重処分」の意見が[…]
プレスリリース2023年10月13日 上げ馬神事の動物愛護法違反について告発状が受理されました本年5月4日、多度大社(三重県桑名市)で実施された上げ馬神事によって馬1頭(馬名:テイクワン、競走馬時代の馬名:メルズーガ、馬齢:当時[…]