牛たちへの殴る・蹴る・金属製の道具で叩くなどの暴行、糞尿が堆積した運動場や暑さ寒さ・風雨にさらされる囲いの中に収容するといった過酷な飼育状況が動物愛護法に反するとして、2024年2月、PEACEを含む4団体(PEACEのほかにJAVA、ARC、CAPIN)は、従業員及び当時のセンター長ら8人と茨城県を刑事告発しました。
2025年1月に被告発人全員が水戸地方検察庁に書類送検されたことをご報告しましたが、この3月、不起訴となりました。告発人である4団体は、代理人弁護士とともに主任検事と面会し、その判断に至った理由の説明を求めましたが、納得のいくものではありませんでした。
不起訴理由はあくまで「嫌疑不十分」であり「嫌疑なし」ではありませんでしたが、検察官が、牛などの大動物について、まるで痛みを感じにくいかのように考えている様子だったことは疑問でしたし、水戸地検が頼った専門家は、畜産動物の悲惨な状況に慣れ過ぎているのではないかと感じました。飼育管理・アニマルウェルフェアの観点から問題があったことは検察官も認めていましたが、虐待の構成要件に当てはまらないと判断されてしまったことは、非常に遺憾です。
不起訴の決定には到底納得できないことから、私たち4団体は検察審査会に審査請求を行います。〔追記:その後、検察審査会へ審査請求を行いました。報告はこちら。〕
(太字はPEACEによる)

追記:その後のご報告
4月30日付けで検察審査会が請求を受理しました。報告はこちらをご覧ください。
茨城県畜産センターの動物虐待告発につきまして、先日、不起訴となったことをご報告いたしましたが、この事件につきましても検察審査会に起訴相当の判断を求める申し立てを行いました。[sitecard subtitle=関連記事 url=ht[…]
これまでの経緯
茨城県畜産センターの問題については、まとめページから各記事をご覧ください。
2023年7月、PETAアジアが茨城県畜産センターの牛の暴力的扱いや劣悪な飼育環境について、内部告発に基づく暴露を行いました。動物実験施設でもあるこの施設の問題について、PEACEでも投稿をしてきましたので、このページから関連情報をたどれる[…]





