レニングラード国立舞台サーカス:動物利用中止のお願い
経緯についてはブログをご覧ください。
2015年7月25日
株式会社光藍社
代表取締役社長 鍛冶 道人 様
動物を利用するサーカスの中止のお願い
PEACE~命の搾取ではなく尊厳を
代表 東さちこ
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、私どもは動物保護団体として、サーカスでの動物の利用に強く反対するものです。本年のレニングラード国立舞台サーカスの興行においては、ヒグマのショーが行われており、夏場に20日間、全国16カ所をトラックで巡業するというスケジュールには大変驚愕いたしました。ヒグマには自然の中での本来の生き方があるはずであり、服を着せて見世物にするようなことは時代遅れです。子どもたちへの教育上も好ましいことではありません。にもかかわらず、ヒグマをわざわざロシアから、酷暑の日本に連れてきて連れまわすことは、動物福祉上も理解しがたい行為です。
また貴社は、今回の巡業に際して、当初、最初の興行地である埼玉県でしか動物取扱業の登録を受けていませんでした。業の登録に際しては、土地・建物等を利用する権原を有している者である必要があり、動物取扱業者としての要件を満たさなくなる東京以降の開催地において埼玉県の登録番号を利用して宣伝・チケット販売を行ったことは、規制の考え方からいって非常に不適切であったと思います。
今後、レニングラード国立舞台サーカスを含め、動物を用いる興行を一切行わないようにしていただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
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