ノネコと称して猫を殺害・解体した動画 音声書きおこし

2023年2月にYouTubeのチャンネル「むめひ」にアップロードされた猫の殺害・解体動画で、配信主が「ノネコ」との主張のもと、何を言っているかを書きおこしたものです。ただし、途中、猫を食べる描写は割愛しました。

元動画は既に公開されておらず、本人ではないと称する者により別の場所に再アップロードされていますが、そうした動画の視聴は虐待擁護者のアカウントのアクセス数をふやすだけです。文字情報のみになってしまいますが、主張の内容をこちらで確認できるようにしました。

音声書きおこし

動画名:ノネコがくくり罠にかかりバールで昏倒させ止め刺しのち解体して食べて毛皮や頭蓋骨標本作り
チャンネル名:むめひ

00:00:01
わなの設置場所を開拓中です。ここにまあ水飲み場があって、獣道がこういう道があって、こっちにもこういう道があって交差点のところを通ってるかなと思って。ここの木にトレイルカメラ仕掛けて1週間ほど見てみたら、3日に1回ぐらいの頻度で通ってて、1回目はタヌキがこっち行ってて、イノシシが、2回目はイノシシで。

00:00:41
こっちからこう行って、こっちの山手に上っていくような感じだったんで、まあ交差点に一丁とこっちに、イノシシが逃げてったほうに、ここに一丁仕掛けてみました。

で、ええっと。こういう葉っぱのところに、こういう土とかが付いてるのが、やっぱりそういう。こことか。通ってるかなと思ってて。またここにトレイルカメラ仕掛けてみたんで、ちょっとまた1週間ぐらい置いといてみようかなと思います。

00:01:56 –
ノネコがくくりわなに掛かりました。野良猫とノネコって、どう違うのって、まあここで問題になってくると思うんですけど、野良猫は飼い主が放して、野生化した感じなんですけど、その餌が、人からまだ餌をもらっているっていう感じ。それがまあ野良猫。こういうノネコは、こう山でもう本当にもう野生化して自分で餌をとっているっていうところ。そういうふうに定義されているみたいです。で、ノネコは狩猟読本にも書いてあるんですけど狩猟鳥獣としても認められているんで、殺処分というか、できる。可能になります。

で、ノネコなんですけど、結構奄美大島とかそういうところだとまあ固有種にまあ悪影響をまあ及ぼしたり、いろいろまあ問題があって、ここでまあ何が問題かっていうたら、やっぱり飼い主としての責任というか。あまりにも飼い主が、育児…あの放棄するというか。そういうのは、まあいろんな問題が引き起こされるので、まあ問題になってくるのかなと思います。

それでまず一番最初にリスクアセスメントと言って、危険がないかどうかっていうのを確認していくんですけど、まずくくりわなにどういうふうに掛かっているのかっていうのと、これがまあ蹄の上に掛かっているので、まあスッポ抜ける心配は、まあない。あとワイヤーのちぎれとかがないかどうか確認するんですけど、ワイヤーのちぎれっていうのもないかなと思います。

00:04:10 –
あの、これはもうハングマンズノットといって終身刑、別名終身刑結びって言うんですけど、あの、まあ引っ張れば引っ張るほど、この輪っかが、あの、潰れていくっていうか。そういう結びになってます。これが。これが、普通にこういうふうになっていく。で、これでこの穴にまず猫の一部、体の一部を通して、固定してバールでやっていく。

00:05:37 –
よし、くくった。後足にくくりました。テンション張った状態で。

00:06:01 –
なるべくこっち、獲物側。で、こう輪を作って。で、この輪を引っ張っていく。で、ワイヤーとこのロープで獲物をこうやって水平拘束。

〔ここで殺害。猫の声や殴る音、男の呼吸音などのみで説明はなし〕

00:09:39 –
ま、今から本当だったら毛皮を、こうとっていこうかなと思うんですけど、ちょっと用事があって、ちょっといかないといけないんで、腹出しだけやって。で、4時から帰ってから毛皮やっていこうかなと思います。で、えっと、タヌキのときでも同じような感じになってくるんですけど、ちょっとまあ野生動物になってくるんで、手袋と長袖、長ズボンで長靴履いた上で解体というか、行っていくのがまあ重要である、重要かなと(…)思います。

00:10:25 –
これがまあ胃袋になってて、ちょっとまあ何が入っているかだけ見とこうかなと思います。

空っぽ。すごい、胃液みたいなのが。なんも食べてない。なんもない。胃液が。胃液みたいなのがすごく。何も入ってない。

00:11:10 –
これがノネコの心臓。これは何か、タヌキより、何か柔らかいような感じがあります。

00:12:27 –
毛皮を取り除き終わりました。ここの、これが猫の顔なんですけど、この、こう口を開けてやると、ここのベロ。ここがこうザラザラしてるんですけども、これが毛皮の毛をメンテナンス、自分でやったり、あとネズミを取っ捕まえて、犬より顎がまあ発達してないらしくて、そのベロを使って、こう骨の周りの肉を、こう削り取るような感じで使ってるみたいです。

それであと、これが蹄っていうか、なってくるんですけど、こっちが前足か。こっちが前足で、こっちが後ろ足。なんですけど、これが前足のほうはすごい鋭い爪が。こんな感じ。鋭くなってて、こっちが後ろ足になるんですけど、後ろ足はやっぱこう、ジャンプに使ったりするんで、ここの爪が、まあちょっとまあ、鋭利ではないような感じになっています。

00:14:0 –
これが今回とれた毛皮になってて、こっちか。これが顔。ちょっとまあ湿ってはいるんですけど、今。また乾いたらふわふわに戻ると思うんですけど、こんな感じで。顔。こんな感じで。ヒゲとかも生えてて、いつもより鼻の色がやっぱ、タヌキとかだったら黒かったんですけど、まあ凄い奇麗な感じで。で、これがまあ胴体になってて。ま、こっちがまあ尻尾。尻尾もまあほぼ最後まですることができました。これがまあ裏側はまだちょっと肉が残ってるような感じなので、これはまあ裏すきをやっていこうと思います。

00:15:09 –
ええっと、今から裏すきをやっていきたいと思います。まあ、毎度おなじみなんですけど、塩ビパイプ。こういう角っこに固定してやって、エプロンを着用して(…)、でこうやってエプロンで、あててやって。

00:16:03 –
こういう脂肪とかを取り除いとかないと、後でちょっとなめす時に、こう脂が浮いてきたりするんで、しっかりガッツリ力を込めて、やっていけたらいいかなと思います。

00:16:24 –
重曹。あの一回で全部やるんじゃなくて、何回かに分けて、あの、やったほうが結構きれいになるかなと思います。

00:16:57 –
微温湯に食塩を混ぜてミョウバン。これでなにかタンパク質みたいなのが、あの。もう腐りにくくなるみたいで。ええっと、猫の毛皮。猫の尻尾。と、猫の頭。

〔ここに食べる描写が入りますが、割愛〕

00:28:55 –
ノネコの頭蓋骨標本がこんな感じになりました。一番最初に思ったことは、何か人間の何か頭蓋骨と何か似てるなって思ったんですけど。あの、目…、目線の位置と歯並びの位置をほかのやつと比べていこうかなって思います。

これがあのタヌキ、で狐、鹿になってくるんですけど、まず目線から見ていくと鹿だとやっぱり横に付いとるような感じなんですけど、ノネコの場合、こう思い切りもう前面にこう向いとるような感じ。だけど、この2つとも雑食で、キツネの場合は肉食傾向が強い雑食になってて、この横に付いているんですけども、まあ目ん玉のところは結構前に向いとるっていう感じなんで、結構肉食と草食の中間ぐらいなのを取った結果、こういう感じになってるのかなっていうのと。

あと歯並びなんですけど、歯並びは、このまあノネコと、この雑食性のこの2匹、けっこうまあ同じような感じで、もう前歯もここら辺に付いてるし、犬歯もここにあってで奥歯もこんな感じで一緒だったりする。だけど、鹿の場合は全然やっぱり草を噛み切るような感じなんで、やっぱりのこぎり状みたいな感じで全然違ったりして、骨にすることでまあ分かることがあって、面白いなって思いました。

これも、ま、ここにコレクションみたいな感じで飾っておこうかなって、思います。

00:30:33 –
ノネコの毛皮が完成しました。裏側はこんな感じで、石で、まあやった後に、まあヤスリがけをしたような感じです。ちょっとまあ、まだ残っているような感じなんですけど、売るような感じではないのでいいかなって思います。

ここがまあ、鼻、目、耳ってなって、ま胴体から尻尾がきて、尻尾が結構しましま模様になっているような感じになっています。

くどいようなんですけど、まあノネコって結構まあ、いろいろ法律とかが絡んでいるような感じで、狩猟読本で、ちゃんとここにノネコっていうのが該当してて、じゃ、そのノネコってじゃ何なのかって言ってくると、ま、環境省のこのパブリックコメントを引っ張ってきたんですけど、パブリックコメントってじゃあそもそも何なのかといったら、公的機関。ここで言ったら環境省が、法律とか規則を作る前にその影響を及ぼす対象者、ここでいったら自分みたいな狩猟従事者に事前聴取のアンケートみたいなのをやって、それを反映させる。より良い方面にまあ向かうために、まあ反映させるみたいな、そういう動きみたいな感じなんですけど、ここの、ほかのやつだったら結構数件なんですけど、ここのだけ176って、ズバ抜けているような件数があって。で、ええっとその、さっき言った、じゃノネコって何なのかってなると、ここにまあ書いてあるんですけど、ま、ちょっとまあ長くなってくると思うんですけど、ちょっとまあ全部読み…ここまあ読み上げてみると、狩猟鳥獣であるノネコ・ノイヌについては、生物学的な分類ではペットとして飼われている猫、犬と変わりませんが、飼い主の元を離れて常時山野等にいて専ら野生生物を捕食し、生息している個体をノイヌ、ノネコとしており、飼い主の元を離れてはいても、市街地または村落を徘徊しているような、いわゆる野良猫、野良犬はノイヌ、ノネコには該当せず、鳥獣保護管理法の対象にはなりませんって、ま、こういうふうに書いてあって、います。ということは、まあ、つまり合法であると言えます。で、後はこんな感じで、結構ゴイサギとかバンが2022年の9月とかに解除されたりして、まあ規則とかはこうやって変わったりすることがあるんで、やっぱりそういうのを、まあいろいろ最新情報をまあ知っておくっていうことは重要なのかなって思います。

00:33:21: –
で、この毛皮も記念に飾っておこうかなと思います。

〔終了〕

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