イルカの身体能力と行動範囲に対して狭く浅い! 水族館の水槽

イルカの身体能力

移 動 距 離   1日に65〜100kmを移動
行 動 範 囲   100km²
潜 る 深 さ   100〜最大600m
泳ぎの速さ  時速15~40km

エコーロケーション

視界の効かない海では、イルカは音の反響を使ってコミュニケーションをしたり、水中の物体を識別。砂の中の魚を見つけることもでき、100m以上先の物体もわかる。

イルカのエコーロケーション(反響定位)は、呼吸孔の中にある袋状の組織に空気を送り込み、クリック音を発する。音はおでこにあるメロンという脂肪組織で増幅されて前方へ発信される。発せられた音がものに当たって反射すると、下あごで受け、骨や脂肪を通って耳と聴神経を通って脳に伝わる。

イルカの聴神経の太さは人間の2倍あり、人が聞くことのできる音の高さが20kHzに対し、イルカは180~220kHzと、人間の約10倍の高さの音を聞くくとができる。水の中で音は空気中の約4倍の速さで伝わる。また、エコーロケーションのために音を受けとめる下あごの骨は薄くてもろくなっている。

このように、音の世界で生きている音に敏感なイルカにとって、海中で金属音の轟音に囲まれた時の恐怖は人間の想像をはるかにこえる残酷なものだ。

水族館のプールの環境

イルカの身体能力に対して、水族館のプールはとても狭く、浅い。ショーでは、ジャンプやハイスピードの泳ぎをさせられているが、床や壁にぶつかりそうなところを、無理に体をくねらせて回避している。

広さ  9×17m、直径24mなど
深さ  3〜5m、深いものでも12m

水質

消毒のため塩素などの薬品が投入されている。

食事

凍らせた死んだ魚を解凍し、サプリなど人工化合物を添加。エコーロケーションで魚を探し追いかける行動欲求は満たされない。

健康状態

水族館では海にないカビや細菌を肺の奥まで取り込んでしまう。イルカのかかる病気は呼吸器感染症の割合が多い。

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