動物実験計画書などの情報公開請求に対し、本日鹿児島大学から以下のメールが来ました。
昨年、11月に請求した申請書を今になっても正式に受け付けず、新たに申請せよと言ってきました。大学側は、費用の支払いが何件分になるかを確定させず、これまで費用の支払いができず正式に受け付けてもらえていない状況でしたが、更に本日になっても件数の確定を先に延ばそうとする始末!
メールの文面を読むと、実験計画書は各教員に持ち帰りさせているのですから、もう対象になる文書はわかっているはずです。
それなのに最大限時間稼ぎしたいというのは、実験動物福祉に対する意識の低さの表れではないでしょうか。
費用については、こちらで何件だと思われる件数で本日現金書留で送ることにしましたが、開示請求は、事務的に対応が追いつかないのであれば、延長もできます。それなのになぜ受付自体を拒むのか。
「動物実験は勝手にやりたい!」「我々は科学の大義名分のために動物を殺していいほど偉いのだから、国民は黙って税金を払っていればいいのだ!」という意識の表れでしょう。
もしくは恥ずかしくて見せられないような審査しかしていないのでしょうか?
鹿児島大学は、開示したくないのなら、動物実験は止めてください!
これまで対応の遅い大学はいくつもありましたが、ここまでは初めてです。
PEACE 代表 東さちこ 様
お世話になります。鹿児島大学総務部総務課コンプライアンス推進係長●●です。
昨年から開示請求を受けている件につきまして、手続きが遅くなっておりまし
てたが、誠に申し訳ありません。文書を保有しております研究協力課と法人文書
の特定をすすめておりましたが、動物実験委員の教員方と綿密に打合せをいたし
まして、このたび全学の委員会を開催したそうです。その中で、該当する法人文
書に関する当該教員に開示内容を検討してもらうため一旦持ち帰ってもらい、1
か月程度を目安に、開示内容を精査して再度文書を提出していただくような、手
続をとらせていただくことになっております。
そこで、正式な法人文書開示請求の受付としまして、その時点で再度連絡させ
ていただきますので、そこから開示請求手数料の振込依頼をこちらからさせてい
ただくことになります。振込の完了した時点で開示請求受付となり、そこから30
日以内に開示決定通知書を送付させていただくことで、ご了承願いたいのですが
よろしいでしょうか。
また、誠に恐れ入りますが、前回いただいている法人文書開示請求書について
内容については問題ないのですが、請求の日付が平成27年11月30日となっ
たままになっており、あまりにも日数が経過したようになっております。もし差
し支えなければ、日付については受付をする時点のものに修正していただき、再
度ご送付をお願いしたいのですが、この点についてもご了承いただけないでしょ
うか。
こちらの事務処理上の都合により、このような事をお願いするのは、非常に心
苦しくご迷惑をお掛けします、何卒宜しくお願い申し上げます。
本件につきまして、法人文書開示請求書が届いてから、今まで部局でも色々と
対応していたようですが、このように遅れてしまったことを重ね重ね深くお詫び
申し上げます。どうぞお許しくださるようお願いいたします。
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鹿児島大学総務部総務課
コンプライアンス推進係長
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〒890-8580 鹿児島県鹿児島市郡元一丁目21-24
電話 099-285-7084 FAX 099-285-7034
E-mail ●●●●@kuas.kagoshima-u.ac.jp
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