品川区は「しながわ水族館」のイルカショーを廃止して方向転換を！

しながわ水族館の現状と今後について～現在、検討が行われている！

「しながわ水族館」は、品川区立の水族館で、1991年（平成３年）10 月19 日に開館しました。オープン当初、都内にイルカショーを行っている水族館がほかになく、イルカショーを目玉にしていました。

しかし今となっては、民間企業による商業色の強い「アクアパーク品川」などの陰に隠れて目立たない施設となっており、都内他水族館の１/４ほどの入館者数しかありません。⇒基本情報

2021年10月に開館30年を迎える、非常に老朽化した水族館です。三度の大規模リニューアルが実施されたものの、特にイルカプールは老朽化が激しく、バックヤードもボロボロです。⇒写真

30年を期に、現在、今後どうするかを品川区が検討中です。検討状況は電話では教えてもらえず、開示請求しましたが、既に2回行われた品川区幹部による「経営会議」の資料は、提案されている内容が全面的に墨塗りでした。⇒検討状況

検討状況

・2020年、品川区が「しながわ水族館顧客満足度満点プロジェクト」（略称「１００プロ」）を設置し検討
・2020～2021年、品川区議会の行財政改革特別委委員会で審議
・2021年～　品川区の経営会議で審議中

100プロでは、イルカショーの是非についてもかなり話し合われたことが開示された文書からわかりました。しかし、結論としては両論併記です。

また、区議会の特別委員会がとりまとめた提言では、ＳＤＧｓ目標については盛り込まれたものの、イルカショー廃止については明言されていません。

今後、区が経営を任せている株式会社サンシャインシティ（実際の管理は関連会社の株式会社サンシャインエンタプライズ）などと話し合って、方針を決めると聞いていましたが、公文書開示請求を行ったところ、既に２回、品川区幹部による「経営会議」で検討されていることがわかりました。ただ、まだ、結論として形になったものは出てきていません。

2022年の最初の議会定例会で令和４年度の予算が承認されるため、それまでに今後の方針が決まる可能性があります。そのため、PEACEでは、急ぎ、直近で開催される区議会の令和３年第４回定例会へ向けた緊急署名を開始しました。

関連ページ

• 週刊女性：水族館の“イルカショー”に動物愛護団体が危惧「生け捕りの時点で虐待は始まっている」

動画

しながわ水族館、これが本当の #BACKSTAGE 。
TBSの番組に出ていた #トレーナー がイルカをひっぱたくところ。大した力ではない等々擁護する向きもあるかもしれないですが、もう本当に嫌そうにしてる。#バクステTV #武井壮 #花澤香菜 #貴島明日香 #イルカ #イルカトレーナー #cbc #tbs @BACKSTAGE_cbc https://t.co/BB7fodUFgr pic.twitter.com/DkeKhKysbV

— PEACE 命の搾取ではなく尊厳を (@animalsPEACEnet) August 9, 2021

きっかけとなったTwitterモーメント

⚡TBS系列『BACKSTAGE 』 #しながわ水族館 #イルカショー の本当の裏側は？

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