大学評価において、動物実験についても指摘がなされていたため、横浜薬科大学に対し4月8日付けで公開質問書を送付していましたが、このたび回答がありました(6月17日付)。質問書を送った翌週には「回答する」とのお返事をいただいていましたが、大学評価協会に対し異議申し立てを行っていた関係で、現在まで回答が遅くなったとのことです。
大学評価で「改善が望まれる」とされた倫理綱領・行動指針については、すでに規定を制定。動物実験に関する相互検証プログラムについても受ける計画は立てているとのこと。代替法に関しても、前向きな回答をいただいたと受け止めています。
1点、自己点検結果を業績集の中で公開していたという点については、電話で「公開していなかった」と説明を受けた事実と違っていますし、主旨がちがうものを指していると考えますが、現在、2013年4月時点の自己点検結果が公開されていることは間違いがないようです。
横浜薬科大学に対しては、動物保護団体からの質問に対しても誠実に対応くださいましたこと、感謝申し上げます。「薬学モデルコアカリキュラム」の問題は確かにありますが、今後一層代替法に取り組んでいただけますこと、どうぞよろしくお願い申し上げます。
参考リンク:
ちなみに、大学評価に関しては異議申し立てが認められた部分が修正されているとのことですので、以下をご参照ください。(ただし、動物実験に関する部分は、異議申し立てができる箇所ではありませんでした)
- 大学基準協会サイト:
2012(平成24)年度「異議申立審査」を踏まえた「大学評価」の結果について