特定胚等研究専門委員会(第91回) 議事録 抜粋
科学技術・学術審議会 生命倫理・安全部会 特定胚等研究専門委員会(第91回)
1.日時平成28年3月29日(火曜日)13時00分~14時59分
2.場所文部科学省 17階 17F1会議室
3.出席者
(委 員)高坂主査、髙山主査代理、阿久津委員、浅井委員、石原委員、大西委員、神里委員、佐々木委員、知野委員、永水委員、中村委員、奈良委員、三浦委員
(事務局)原課長、石﨑学術研究調整官、神崎専門職
4.議事
(1) 動物性集合胚の取扱いに関する検討について
(2) ヒトES細胞に関する指針の見直しについて
(3) その他
議事録該当部分抜粋
【高坂主査】 (中略)
それでは、早速ですが、議題(1)の動物性集合胚の取扱いについて、開始いたします。
まず、事務局の方から、この取扱いに関する作業部会における調査・検討の結果を、御説
明をお願いいたします。
【石﨑学術研究調整官】 それでは、資料91-1-1を御覧いただければと思います。今年1
月19日に動物性集合胚の取扱いに関する作業部会で取りまとめていただいた結果でござい
ます。動物性集合胚の取扱いにつきましては、まず、科学的な観点から調査・検討を重点
的に進めるということで、本委員会の下に動物性集合胚の取扱いに関する作業部会を設置
させていただきまして、その作業部会におきましては、平成25年12月から審議を開始いた
だきまして、11回にわたる議論を頂きました。で、今年1月、このような形で科学的な加点
からの調査結果をまとめていただいたというものでございます。
先に4ページを御覧いただければと思うのですけれども、目次として、1ポツから7ポツま
でございます。この調査・検討を進めていただくに当たりまして、ここに書いてあるよう
な七つの観点をまず設定いただき、それぞれの観点ごとに御審議を頂いて、まとめを頂い
ているということでございます。具体的には、動物性集合胚の作成目的として、何が考え
られるか? 集合胚に関する研究は、どこまで進んでいるか? 動物性集合胚により、ど
のような科学的知見等が得られると期待されるか? 動物性集合胚以外の手法で、上記目
的の達成や知見の獲得はできないのか? それから、動物性集合胚の作成に用いる動物や、
動物性集合胚により作成する臓器等の種類についてどう考えるか? 制限を設けるべき
か? 目的とする臓器等以外への分化制御技術の精度は、どの程度あるか? 動物性集合
胚を用いる研究を行う場合、ヒトや動物の安全確保等をどのように図るか? この七つの
観点で、御審議を頂きました。
5ページ目からがその個別具体の審議結果ということになるのでございますが、大部です
ので、恐縮ですけど、お戻りいただきまして、2ページ目に概要としてまとめさせていただ
いておりますので、そちらの方で御説明をさせていただければと思います。
まず、動物性集合胚の作成目的についてでございますけれども、これにつきましては、
臓器作成に関する基礎研究に現在は限られている。他の作成目的としては、疾患メカニズ
ムの解明、創薬、新たな治療法の開発、多能性幹細胞の分化能等の検証について意義があ
ると考えられる、というふうな取りまとめをしていただいております。
2番目に、動物性集合胚関連研究の進捗状況につきましてでございますが、まず、動物間
のキメラ胚につきましては、国内外でキメラ個体を既に作成している。日本におきまして
も、膵臓欠損マウス内にラットES細胞に由来する機能的な膵臓の作成に成功しているとい
う事例があるということでございます。一方で、ヒトと動物のキメラ胚(動物性集合胚)
に関しましては、国外においては多能性幹細胞の集合胚作成能の検証等が行われている状
況で、国内ではヒトiPS細胞の集合胚作成が行われている状況であるということで、結果を
まとめていただいております。
3番目に、動物性集合胚により得られると期待される科学的知見につきましては、原始線
条出現前までは、多能性幹細胞の分化能及び動態等について新たな知見が得られる可能性
があるということ。それから、胎内移植によりまして、目的臓器の生体内における発生メ
カニズム、疾患の発症や治癒のメカニズム等について新たな知見が得られる可能性がある
と、御指摘いただいております。
4番目に、動物性集合胚以外の手法との比較におきましては、まず、臨床用ヒト臓器の作
成につきましては、細胞を立体的に培養する方法などが研究されておりますけれども、目
的外のヒト細胞の分化・分布を制限できる可能性が高いという点では、集合胚よりも優位
であると評価できる。ただ、いずれも機能・構造が正常な臓器を作成するまでには至って
いないという状況であるということ。一方で、生体内における発生プロセスを通じて、機
能・構造が正常な臓器を作成できる可能性があるという点では、動物性集合胚による手法
は優位であるという、結果をまとめていただいております。
また、非臨床モデル動物の作成につきましては、ヒト化動物、類似遺伝子を改変させる
技術がマウス等で既に確立しており、これにつきましては取扱いも比較的容易であるとい
う点で優位でありますけれども、ヒトの疾患に近い病態をその発生過程を含めて再現する
ことが期待できる点、生体内における細胞同士の相互作用を踏まえた解析が期待できる点
で動物性集合胚による方法の方が優位ではないかという、指摘を頂いております。
また、多能性幹細胞の分化能の検証につきましては、上記二つの目的を達成するための
前提であるというふうに考えられますけれども、発生プロセスに沿った分化動態を時空間
的にも観察・検証できる点で動物性集合胚での研究が優位であるという、まとめをしてい
ただいております。
臓器別につきましては、腎臓、心臓、肺、消化管については、動物性集合胚による方法
では臓器全体を作成できる可能性がある等の優位性がある。ただ、ヒトへの移植を考慮す
る際には、臓器が血管等の細胞からも構成されていることを考慮して検討する必要がある
ということを指摘していただいております。また、動物性集合胚を通じて動物の体内で脳
神経系を作成することについては、倫理面、社会面から問題が大きいとの指摘も頂いてお
ります。
5番目の動物性集合胚の作成に用いる動物や作成する臓器等の種類についてですけれど
も、移植用臓器の作成については、ブタはヒトと在胎日数や臓器の大きさが近いというこ
とでメリットが認められるが、霊長類の場合は臓器が小さいこと等の理由から不適当な場
合があるのではないかということ。それから、移植用臓器の作成については、ドナーが不
足している臓器(肝臓や腎臓等)についての作成の必要性は高いということ。そして、難
治性疾患についてモデル動物の作成の必要性も高いということのご指摘を頂いております。
ただ、脳神経細胞や生殖細胞については、他の方法によることが、安全面、倫理面、社会
面からは妥当であるという、指摘も頂いております。
6番目の分化制御技術の精度につきましてですけれども、現在は目的細胞に分化誘導する
ことを目指した研究が進められている段階ということで、分化制御技術に関する研究は十
分に行われていない。内胚葉へ分化誘導する方法が開発されているが、目的外の細胞等に
分化しないような制御方法は生殖細胞以外では開発されていないという、調査結果をまと
めていただいております。
7番目に、人や動物の安全確保ということでございますけれども、動物性集合胚の移植先
の動物(母胎)や動物性集合胚に由来する個体の安全面につきましては、動物間キメラの
個体と変わらないと考えられるため、現行の動物実験に関する法令・基準に従うことが必
要であるとの御指摘を頂いているところでございます。
続けて資料91-1-2の説明に移らせていただきます。こちらの「動物性集合胚って何?」
というふうに題されている資料でございますが、作業部会の議論の中で、動物性集合胚に
関する作業部会の審議の取りまとめを一般にも分かりやすく周知していくことが必要では
ないかというふうな御検討がされました。ただ、この作業部会での取りまとめの内容自体
もなかなか難しいものでございますし、そもそも動物性集合胚の認知度自体がそんなに高
くないということもございますので、まずは、動物性集合胚とは何なのかということを、
特に科学的な観点からの研究の現状を整理してお伝えするという資料を作るのがいいので
はないかということで、こちらの、パンフレットといいますか、資料を作成させていただ
いたものでございます。
内容について簡単に御説明したいと思いますけど、1ページおめくりいただきまして、目
次がございまして、1ポツから5ポツまでの、このような構成になってございます。「はじめ
に」というのが1ページにございますが、これはイントロダクションのところでございまし
て、特に下から4行目のところからでございますけれども、「動物性集合胚をつかった研究
が進展すると将来的に選択できる医療の幅が広がるなど、みなさんにも関係してくる可能
性があります。そこで、みなさんにも動物性集合胚について一緒に考えていただきたいと
いう想いからこの冊子を作成しました」ということで、このパンフレットといいますか、
資料の目的が書いてございます。
下段は、「動物性集合胚って何?」ということで、動物性集合胚の説明を、図を入れて説
明しているところでございます。
1ページおめくりいただきまして、2ページ目からでございますが、「動物性集合胚をつか
って何ができると考えられているの?」ということについては、2ページ目の上にあります
けれども、多能性幹細胞の分化能の確認、病気の原因の解明や薬の開発、移植用臓器の作
製が考えられておりますというふうな形を大きく挙げさせていただいておりまして、(1)
として多能性幹細胞の分化能の確認ということで、四角で囲っている部分が、動物性集合
胚を使った研究、そして、それで何が明らかにできるかということを説明している部分で
ございます。その下に参考としまして、動物性集合胚を使わない場合は一体どのような研
究方法があるのかという説明を対にして御紹介いたしまして、どっちがいいのかというふ
うなことも一人一人でお考えいただけるような形で工夫をしているというところでござい
ます。2ページ目が多能性幹細胞の分化能の確認で、3ページ目が病気の原因の解明や薬の
開発というところでございます。こちらも同じように、四角の中が動物性集合胚の話で、
対比させて説明をさせていただいております。4ページ目が移植用臓器の作製ということで
ございまして、こちらも対比をさせていただいて記載をしているところでございます。
ちょっと時間の都合もありますので早足で申し訳ありませんが、6ページ目に移っていた
だきまして、「どのような研究方法が考えられているの?」ということにつきましては、動
物性の受精胚とヒトiPS細胞の組み合わせを例にとって紹介しますということで、特に臓器
を作成するといった場合の例をとって御説明をしているというところでございます。基本
的に、マル1、マル2、マル3、マル4というふうに書いてございますが、それは、7ページに
研究のイメージの図がありますけど、そこの番号と対比をさせていただいた形にしている
ところでございます。例えば、マル1の目的の臓器ができないようにした動物の胚を胚盤胞
と呼ばれる段階まで育てますというのは、7ページ目の上のマル1にある部分の図の説明に
相当するというふうな形になっているところでございまして、7ページ目の方では図を入れ
て分かりやすく説明しているということでございます。
6ページ目の下の4ポツに進みますけれども、現在、「動物性集合胚の取扱いのルールはど
うなっているの?」ということにつきましては、例えば、2行目にありますように、「特定
胚の取扱いに関する指針」を守って行う必要があるということ。その下にありますように、
動物性集合胚に原始線条が現れるまで、あるいは動物性集合胚を作成してから14日までで
きるということになっているということ。さらにその下の行にありますように、子宮に動
物性集合胚を移植することは禁止されているということ。2行下になりますが、あくまで基
礎的な研究に限られているということ。ということで、現状の規制といいますか、現状の
ルールを説明しているということで、7ページ目の対比で言いますと、要するに四角の中、
上にも書いてありますけど、現在、研究が認められている範囲はここまでですよというこ
とで、このルールとの対比でも分かりやすい形で説明を入れているというような内容にさ
せていただいてございます。
8ページ目でございますけれども、「動物性集合胚を用いた研究上の課題はないの?」と
いうことで、まずは分化制御技術について今後とも検討を進めていかないといけませんと
いうことがメインで、記述をさせていただいているところでございます。
最後でございますけれども、今まで見てきましたとおり、いろいろな幅広い目的の研究
に使われることが期待されますけれども、取扱い方によっては倫理面・安全面での問題が
生じるおそれがあると考えられていること。そういうことで、動物性集合胚を用いた研究
を推進するためには科学的な観点と倫理的・社会的な観点の両面から調査・検討を行う必
要があるということで、今後、文部科学省としても検討を進めていきたいということで、
現在の状況といいますか、そういう状況にあるということを説明しているということでご
ざいます。
9ページ以降は、用語集ということで用意させていただいているところでございます。
こちらの内容につきましても、作業部会の先生方にその都度御意見を頂きまして、その
内容を踏まえましてこのような形で、作業部会の意見も踏まえて取りまとめをさせていた
だいたということでございます。
次に、資料91-1-3を御覧いただければと思います。動物性集合胚に係る今後の検討の
進め方でございますけれども、これまで作業部会におきましては、あくまで科学的な観点
からの調査・検討を行っていただいたということでございます。その意味では、肝にある
のは一番最後のところでございますけれども、この特定胚等研究専門委員会において、科
学的な観点だけでなくて、人文社会系の有識者からヒアリングを行うなど、倫理的・社会
的観点を含めた調査を継続していただいて、総合的な見地に基づき特定胚指針の見直しに
向けた検討を継続していただきたいと考えておりますので、こちらについて御審議いただ
ければと思います。
恐縮ですが、資料91-1-4を御覧いただければと思います。こちらにつきましては、CSTI
の生命倫理専門調査会で指摘をされましたものが真ん中の欄にありまして、右側が作業部
会でまとめていただいた調査結果でございます。それぞれ丸ごとに対応することになって
ございますけれども、例えば、2ページ目を御覧いただければと思いますが、2ポツの動物
性集合胚の動物胎内への移植の真ん中の生命倫理専門調査会の欄の2番目の丸でございま
すが、ここにありますように、「移植により得られる可能性のある科学的知見の重要性を考
慮すれば、人と動物との境界が曖昧となる個体を産生することによって人の尊厳を損なう
おそれのないよう、科学的合理性、社会的妥当性に係る一定の要件を定め、それを満たす
場合に限って、動物胎内への移植を認めることが適当である」という御指摘を頂いている
わけでございますが、この右側については空欄になってございます。つまり、この論点に
つきましては、今後、本委員会で御検討いただきたいということでございます。例えば、3
ページ目に行っていただきますと、マル4の動物胎内移植後の研究に必要な期間の範囲であ
りますとか、4ページ目、裏のページでございますが、下から2番目と3番目の丸でございま
すけれども、動物性集合胚の動物胎内への移植を行い、それを認めるための要件に加えて、
個別の研究に即して、科学的見地を明らかにした上で、移植、個体産生の必要性を考える
ことが必要であるという御指摘を頂いておるわけでございますが、こちらについては、科
学的な内容であるものの、作業部会では御検討いただいておりませんので、本委員会の方
で引き続き御検討いただく必要があるということでございます。これに加えて、繰り返し
になりますけど、倫理的・社会的な観点からも御審議を進めていただくというふうなこと
を考えているところでございます。
ちょっと足早で恐縮でございますが、説明は以上でございます。
【高坂主査】 ありがとうございました。
各委員には、この資料は一応、あらかじめお送りいただいているのですね。では、若干
目を通していただいているということを前提にしたいと思いますが、今、お話ありました
ように、11回にわたって作業部会の方で、主に科学的な根拠、そういったものについて議
論をして、今回のような、資料91-1-1に示しているもの、あるいは一般向けの資料91-1
-2といったものを取りまとめたということでございます。特に、「動物性集合胚って何?」
という非常に分かりやすい文章で書いている方は、作業部会の方で何人かの委員から、や
はり社会に向かって発信、今どういう状況にあるか、あるいは動物性集合胚ってどういう
ものなのかということをちゃんと分かっていただくことが非常に大事であるという御指摘
を頂きまして、ここ半年、1年ぐらいですかね、文科省の方で本当に一生懸命やっていただ
いて、分かりやすくしようと思うとかえって分かりにくくなったり、いろいろと右往左往
したりしたのですが、一応こういう形でまとめさせていただいたということになります。
91-1-1の方は、先ほど概要で大体どういう趣旨であるかということを御説明いただいて、
それを表にしたのが、3ページ目以降、3、4、5というあたりで一応しっかりとした根拠を
示したということになります。
あらかじめお目通しいだたいているかと思うのですが、一応、作業部会でまとめた科学
的な根拠の部分、これをなるべく早くホームページ等でオープンにしたいというふうに思
っておりまして、きょうの委員会では御報告という形にさせていただければと思ったので
すが、特に、今御説明いただいている間に、ここはちょっと直した方がいいのではないの
というような点がございましたら、御意見を頂ければというふうに思っております。大変
短時間で恐縮なのですが、はっと気が付かれたようなことで結構なのですが、ここはちょ
っと文言がよくないよとかいうようなところがありましたら、御指摘を頂きまして、それ
をホームページ等に載せる前に反映をさせていきたいと思います。いかがでございましょ
うか。
どうぞ。
【阿久津委員】指摘ではないのですけれども、意見です。作業部会の委員でもあったの
で、ここまで来るのに様々な意見を取り入れ、この分野の研究意義に対しても考え得る限
りの検討を行ってきたと思います。これまでは単純に臓器移植ということがポイントだっ
たのですけれども、それだけじゃないというのをあらゆる角度から議論をしてできてきた
というのが、経緯だと思っております。
私たち研究者とか、これに携わっている人たちも、動物性集合胚自体とても分かりにく
いところが多分にありまして、今回作っていただいた資料91-1-2は、とてもいいのでは
と思います。まず、こういうきっかけを社会に提示できるというところが、すごく大事だ
ったのかなと思っております。
その上で、今後の課題としまして、科学的合理性や社会的妥当性というのをよく酌んで、
移植を認めるか、認めないかというところの議論を進めていく上で、科学的妥当性という
のは当然、目的だけではなくて手続も入ってくると思うのですけれども、やり方というか、
方法も含めて。一番は、社会的妥当性というところは、どう対話しながらやっていくかと
いうところが、すごく大きな課題なのかなと思っております。その上でも動物性集合胚と
いうものをよく理解していただくというのが重要だと思っております。
【高坂主査】ありがとうございました。私、補足していただいたようなものですから。
資料91-1-2の分かりやすい方の小冊子ですが、これは一応、中高生を対象にしたので
したっけ?
【石﨑学術研究調整官】はい。一応、中学生が読んでも分かるという前提で作らせてい
ただいております。
【高坂主査】というような観点から作らせていただいて、私も、漫画を入れて、非常に
分かりやすいものができたかなという気がしております。これ、せっかく作ったのだから、
ホームページじゃなくて、きれいな小冊子にしたらいいのかなあ。予算がないか。(笑)
確かに、阿久津委員の御指摘のように、今後のところですけれども、倫理的・社会的観
点というのは非常に難しい。これは、個人のモラルの問題とか、いろんな考え方があるで
しょうし、なかなか難しいとは思いますが、今後、この委員会でしっかり議論をしていき
たいというふうに思っております。
それでは、この場で特にここというところが見つからない場合には、後日、できるだけ
早い期間、1週間以内ぐらいで結構ですので、ここはちょっと文言がおかしいよというとこ
ろがありましたら事務局の方にお知らせいただいて、私と事務局の方で調整をしてファイ
ナル版というふうにさせていただければと思いますが、それでよろしゅうございますでし
ょうか。
(「異議なし」の声あり)
【高坂主査】ありがとうございました。
それでは、動物性集合胚に関わる案件につきましては、これで一応終了とさせていただ
きます。
(以下略)