JaCVAM(日本動物実験代替法センター)でパブリックコメントが行われていた、動物実験の代替試験法である「再構築ヒト角膜様上皮モデル法(RhCE法)」のガイダンスについて、6月24日、正式に厚生労働省のガイダンスとして通知されました。
イベント準備などで忙しい時期でしたので、ブログでのご紹介が大変遅くなりました。
ガイダンスは、動物実験代替法について手順や用途を詳細に示し、企業等に導入を促すために出されている文書です。
またRhCE法は、ウサギを用いた眼刺激性試験である、いわゆる「ドレイズテスト」の代替法の一つです。
日本でも代替法の普及が一歩一歩進むことを歓迎します。
ただし、厚生労働省は、化粧品(医薬部外品を含む)の動物実験の完全廃止ではなく、ガイダンスの発出を続けることでお茶を濁している側面もあることは忘れてはいけないでしょう。
化粧品の動物実験の完全廃止へ向けて、声を上げていきましょう!