新年あけましておめでとうございます。
昨年は、設立１年目のPEACEを多くの方に支えていただき、感謝に堪えない１年でした。
本当にありがとうございました。
２年目に入り、これまでとりかかってきたことをさらに発展させるとともに、新しいチャレンジもしていきたいと思っています。
本年もよろしくお願いいたします。
■馬の福袋！？
昨年末、金沢のデパートが「福袋」と称してポニーを初売りするという報道がありました。記事には、「大型犬の飼育と同じ感覚で、一般住宅の庭や倉庫、ガレージなどで飼うことができる」などと書かれており、不適切極まりない内容でした。
掲載していた金沢経済新聞は、メールフォームもエラーで送信できず、電話番号も記載がなく、やむなくFAXで意見を送りましたが、なんと店側も「一部誤解を招く表現があり掲載を下げてほしいのだが、同社に連絡が取れない」とのこと。メディアの体裁をとるのであれば、もう少し責任をもって運営を行ってほしいものです。
同店としては、契約もあり明日の販売はするが、「福袋」としたことは反省しているとのこと。ただし、飼育のハードルの高さは理解しており、飼育に関わる法律なども説明をするので、実際に売れるとは思っていないとも言っていました。話題作りにしてしまったということだと思います。抗議を受けたことに対しては「懲りた」とおっしゃっていました。
来年以降、同店ではさすがに生き物の扱いはないと思いますが、干支がらみでは例年何かしら動物が迷惑を被る事件・行事等があり、社会全体で動物の取り扱いに対する意識を向上させる必要があると痛感させられます。
今年も声を上げ、一歩ずつ社会を変えていきましょう。
▲体験乗馬の勧誘のため、駅前に連れてこられているポニー。魂を抜かれたように虚ろな目をしており、無反応。
▲建物と外壁の間で飼育されていたポニー。放牧場もなく仲間もいない。子どもを背に載せて幾らの「ふれあい」に時々使われます。一時的なイベントに使われる動物たちが普段どんな暮らしをしているのか、利用する前に思いをはせてほしいと思います。
