- 「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化につき講ずべき措置について(答申素案)」に対する意見の募集(パブリックコメント)について
- 鳥獣の保護及び管理を図るための事業を実施するための基本的な指針の変更案に関する意見の募集(パブリックコメント)について
共に締切:令和3年(2021年)7月14日(水)まで
対象文書
追記:結果報告
2021年8月27日、パブリックコメントを経て自然環境部会において審議が行われた結果、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化につき講ずべき措置について」及び「鳥獣の保護及び管理を図るための事業を実施するための基本的な指針」が了承され、9月2日、環境大臣に対して答申がなされました。
このなかで、これまで一部認められてきた愛玩のための飼養を目的とする捕獲について、今後廃止を含めて検討すると盛り込まれました!
第六 その他鳥獣保護管理事業の実施のために必要な事項
3 愛玩飼養の取扱い
愛玩のための飼養の目的で鳥獣を捕獲することについては、違法な捕獲や乱獲を助長するおそれがあることから、原則として許可しない。また、鳥獣は本来自然のままに保護することが望ましいという考え方に従い、その規制の強化に努めるものとする。一方、野鳥の愛玩飼養の慣習が古くからあるものの、飼養の対象が外国産の鳥類等に限定されてしまうこと等に鑑み、これまで一部認められてきた愛玩のための飼養を目的とする捕獲については、今後廃止を含めて検討する。この検討は、鳥獣を愛でることの意味、歴史的観点、動物福祉的観点、国内外の生物多様性の確保の観点に加え、鳥獣の飼養に対する考え方の変化も踏まえた鳥獣の愛玩飼養に関する総合的な観点から行う。