
9月23日(祝)開催
「世界動物の日」特別企画『イルカの今とこれから』
~JAZA (日本動物園水族館協会)
イルカ追い込み猟からの入手禁止から10年~
「世界動物の日(10/4)」にむけた特別イベントを9月23日に開催します。
2015年、日本動物園水族館協会(JAZA)は、残酷なイルカ追い込み猟で捕獲されたイルカを購入しないことを決定しました。
あれから10年、水族館は変わったのでしょうか。
そして、イルカたちの未来は?
JAZAに働きかけた当時のメンバーの話や、鯨類飼育問題の海外の専門家の講演などでイルカ問題を知り、イルカの利用がなくなる未来に向けてのイベントを行います。
第一部は講演、第二部はパネルディスカッションを予定しています。
基調講演 ※動画にて上映予定
「飼育下にある鯨類の新たな未来」
ロリ・マリノ博士(Whale Sanctuary Project)
イルカの本来の生態と、囚われのイルカの福祉上の問題を科学的に専門家から話していただきます。海外のイルカを巡る情勢や、海外のサンクチュアリの取り組みについても学ぶ機会にしたいと思います。
(基調講演は、収録された録画での上映になります)
プロフィール
元エモリー大学教授。神経科学者であり、動物の行動と知能の専門家。海洋哺乳類の飼育問題の専門家でもあり、現在はカナダ・ノバスコシア州に鯨類のサンクチュアリ開設を目指す「Whale Sanctuary Project」の創設者兼代表者。
招聘講演
「ライトアニマルとは何か」河合晴義さん(ライトアニマル代表)

ライトアニマルはデジタル映像による動物展示です。展示の自由度が高く省資源であるなど、教育ツールとして多くの利点を持ちます。ライトアニマルが展示で実現しようとしていることや、それによってどんな変化が動物園や水族館に期待できるのか、ご説明します。
プロフィール 
兵庫県出身。東海大学海洋学部卒。子どもの頃から生き物好きで水族館の飼育係を目指していたが、学生時代にカナダで野生シャチを見た事がきっかけで教育に関心が移る。大学卒業後、生物イラストレーターに転身。研究施設、水族館、書籍などに教育用のイラストを提供してきた。より良い生き物教育を模索する中、デジタル動物展示システム「ライトアニマル」を発案し、友人と開発を開始。動物を傷つけず、教育の可能性を広げ、環境負荷の低い展示である事が研究者から高い評価を受ける。世界各所で展示を行い、2016年にはNOAAに招聘されてIUCN(ハワイ)で発表。AOAO SAPPOROで最新作を展示中。好きな生き物はシャチ。
ライトアニマル ウェブサイト https://www.lightanimal.net/jp/
日時 2025年9月23日 (祝)
開場12:00、開会12:30、終了16:30(予定)
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟416室(東京・代々木)
最寄り駅は小田急線参宮橋、地下鉄千代田線代々木公園 アクセス
参加費 1500円(完全事前振り込み制 )
※当日参加はありません
※会場費と当日資料印刷代になります
プログラム(予定)
12:30~開会
<第一部>講演の部
●開会・趣旨説明
●JAZA・WAZAへ働きかけをした団体からのメッセージ紹介
●「イルカ飼育を巡る日本の現状について」 光延晶子(PEACE)
●「イルカ追い込み猟を動画で知る」 mimi (PEACE)
●基調講演(動画)
「飼育下にある鯨類の新たな未来」
ロリ・マリノ博士(ホーエルサンクチュアリプロジェクト代表)
●招聘講演
「ライトアニマルとは何か」
河合晴義さん(ライトアニマル代表)
休憩
15:00~
<第二部> パネルディスカッションの部
●話題提供(1) 坂野正人さん(海・イルカ・人)
●話題提供(2) 元イルカトレーナーインタビュー(動画)
●話題提供(3) サンクチュアリ事例の資料紹介 Robert Gilhooly(PEACE)
●パネルディスカッション
16:30ころ 閉会
参加お申込み方法
Peatix(ピーティックス)にてチケット代金をお支払いください。前日の9月22日 18:00に申し込みを締め切ります。
チケットお申し込みページ👉https://wad2025dolphin.peatix.com/
主催 PEACE 命の搾取ではなく尊厳を
協力 海・イルカ・人
※「世界動物の日(10/4)」に向けたイベントですが、シンポジウム開催は9/23ですのでご注意ください。
※オンライン中継はありません。
世界動物の日は、動物とそれらをケアする人々を称える日です。この日は、ポーランド人の作家、出版社経営者、動物保護活動家であるハインリヒ・ツィンマーマンが1925年にベルリンで発足させたもので、今年で100周年を迎えます。毎年、世界中で動物の福祉向上と動物関連の問題への意識向上を目的とした様々なイベントが開催されています。
2003年以降、世界動物日はイギリスを拠点とする動愛護団体「ネイチャーウォッチ・ファウンデーション」が調整役を務め、この日の認知度向上と普及拡大するため、世界動物日ウェブサイトを立ち上げ、世界動物日大使制度を導入してきました。現在、世界70カ国以上で90人以上の大使が活動しています。
世界動物の日100周年を記念し、上記イベントを開催し、イルカの現在と未来、およびイルカの飼育について議論します。イルカは国際的に環境保護の象徴として認識されていますが、日本ではエンターテインメント目的での利用が顕著であり、これらのイルカを野生から残酷に捕獲する行為が続いています。このイベントは日本初の世界動物の日記念イベントとなります。
日本では、PEACEからグローバルリーチ担当のチーフ、Robert Gilhoolyが「世界動物の日」アンバサダー(大使)に就任しています。
https://www.worldanimalday.org.uk/ambassador/robert-gilhooly/
SNS拡散用
Facebookイベントページ:
https://www.facebook.com/events/2569431840060382
(招待機能を使って拡散できます)
英語版案内:
https://eng.animals-peace.net/entertainment/dolphins/worldanimalday-event2025
World Animal Day Event (Sept. 23, 2025) “The Present and Fut…
告知用画像
下記の画像を使ってSNS等で拡散していただければうれしいです。

9月23日に、世界動物の日(10/4)にむけた特別イベント「イルカの今とこれから」を開催します。
日本動物園水族館協会(JAZA)がイルカ追い込み猟からイルカを購入しないと決定してから、10年。
水族館は変わったのでしょうか。
そして、イルカたちの未来は?… pic.twitter.com/UgybapNit1— PEACE 命の搾取ではなく尊厳を (@animalsPEACEnet) August 6, 2025




