STAP問題~理研からの回答に対し再質問書を送付

理化学研究所に対し情報公開請求を行った結果、STAP細胞研究では動物実験に関する正式の手続きが踏まれないなかった可能性が高く、理化学研究所に対して質問書を送付していました。

これに対して、先週理研から回答があり、その内容を確認したのですが、やはり小保方さんが4月に理研に入った後、若山研にいた時期は、10月まで該当する実験計画書はありませんでした。にもかかわらず、理研にはその認識がないように思われる回答でした。

また、上司の若山さんが理研を去った後、小保方さんが笹井研に身を寄せていた時期に関しては、実験計画への実験従事者の追加をする届を失念していたとのことでした。しかし、これは、実際には実験計画書は存在せず、別の実験計画の範囲で行ったと、後から言い訳をしているのではないかと感じさせる回答です。

これらのことについて再質問書を送付しましたので、以下のページをご参照ください。理研の回答も、下記のページに掲載しました。

また、流れがややこしいので、理研の報告書に準じる形で図に落とし込んでみましたが、若山さん・笹井さんという小保方さんの歴代の上司が、二人ともそろって小保方さんの動物実験に関する手続きを怠っているのは一体どういうことなのだろうか?と感じます。(図の下へ続く)

STAP

単に「自由に研究する」という気風から生じる理研の体質なのかもしれませんが、これまで出てきた不正疑惑や研究結果を振り返ってみると、この二人の証言以外には小保方さんが本当に実験していたという証拠があまりないようにも思います(実験ノートの他の部分がどうなのかはわかりませんが、証拠とは言い難いとして)。 

実験されていないのなら手続きがないのも当然なので納得するところなのですが、もしこの二人が、小保方さんが実験していないことを知った上で論文を出していたのだったら大問題になってしまいます。「まさか」とは思いつつですが、一体どういうことなのでしょうか。

笹井さんが小保方さんを自分の実験計画の実験従事者に追加し忘れていた(実態としては、STAPの実験計画書を出していない)のは、STAP研究を秘密裏に行う方針にしていためかもしれませんが、それにしても小保方さんが本当に実験を行っていたのなら、形式上のことは整えておかないと周囲からもおかしな目で見られたのではないか?と不思議です。

ちなみに、若山さんはインタビューに答えて、ハワイ大・柳町研時代のクローンマウス成功について、「柳町先生に隠れて、顕微授精の研究をするふりをして、実際にはマウスのクローンをつくる研究をしていたんです(笑)。」と答えており、動物実験に関する正式な手続きはとったのか?という疑惑が元からある研究者です。(インタビューは、第11回 この人に聞く「生命に関わる仕事っておもしろいですか?」中高生と“いのちの不思議”を考える─生命科学DOKIDOKI研究室 より)

「元々いい加減そうなので何とも言えない」というのも妙な話ですが、小保方さんにそういう偶然が重なった可能性もあるのでしょうか。理研には本当のところを調べてほしいと思います。

それから、SPA!がウェブサイトにもマウスの件を掲載してくださいました。紙媒体のほうは、計画書の承認を得ていない期間に実験がされていたことについてですが、ウェブのほうは苦痛度に関してなどです。

苦痛度の判定が低いことについては、理研の回答では事務処理上のミスとのことで、修正した書類が別途あるような書きぶりですが、計画書全てを開示請求しているのにその書類が出てきていないのはおかしなことです。これも、指摘された後に修正したのではないかと感じますので、再質問しています。

以下は、STAPに関する重要な動きですが、日経サイエンスがSTAP細胞の遺伝子の解析を行った結果の概略を号外として出しました。また、若山さんが第三者機関に頼んだ解析結果についても報道がありました。この二つが決定的な動きとなっていたと思います。

また、理研からも2つの報告書が出て、記者会見もあり、大きく報道されているところです。

そして、やっと「他の論文も調査せよ」との声が政府内から出てきました。期待したいです。

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