教育における動物実験の代替に取り組むInterNICHEから、韓国の建国大学校の獣医校でもイヌの外科トレーニング用解剖モデルSynDaver® が採用されたとの情報をいただきました。東アジアにも生体代替の波が来ています。
こういったモデルは、あくまで実際の犬で行う前などの手技訓練に使われます。生きた犬に全く触れずに獣医師になれると言っているわけではありません。実際の患畜を見る臨床実習は必要です。人間の医者になるのに人間を殺して訓練しないのと同じように、獣医学でもシミュレーターなどを活用してほしいと願っています。モデルのメリットは、繰り返しの訓練ができることです。
動画をリンクしました。ネコのモデルもありました。
※注意:リンク先の写真や動画は本物の死体ではない人造のモデルを扱ったもので、閲覧注意とすべきか悩みますが、人によっては苦手かもしれませんのでご注意ください。