国立環境研究所の業務に関するパブリックコメントに意見を提出

明日、7月19日が締切という大変間際ではありますが、以下のパブリックコメントに意見を提出しました。

独立行政法人国立環境研究所の業務の・マネジメント等に関する意見募集の実施について
意見・情報受付締切日 2013年07月19日

提出した意見は以下の通りです。動物実験に関する情報公開を求めました。

[意見]

<該当箇所>
(資料1)平成24年度業務実績報告書 及び
(資料2)平成24年度業務実績報告書 資料編

<意見内容>

国立環境研究所では、動物実験に関する情報公開が行われていない。
使用した動物の種類・数等をはじめ、動物実験に関する自己点検結果を掲載するべき。

<理由>

国立環境研究所には動物実験棟等が存在し、業績等からも動物実験は間違いなく行われていると考えられるが、倫理規定の公開をはじめとして積極的な情報公開が一切行われていない。(ホームページ、年報等にも不記載、問い合わせにも回答なし)
業務実績報告書においても、唯一、「資料2 資料編」において動物実験倫理委員会が設置されていることがわかるのみである。

国立環境研究所は国立の研究機関であり、かつ環境省は「動物の愛護及び管理に関する法律」を所管する省庁であることからも、実験動物福祉に関しては積極的に情報公開を行うべきではないか。

また、そもそも環境省自身が動物実験指針を策定しないまま、他三省が動物実験指針を定めた2006年から7年の月日が経過していること自体が問題である。(全ての動物実験を対象とした動物実験指針が必要)

動物実験施設に対して法規制の導入を求める声は、昨年の動物愛護管理法の改正でも実現には至らなかったが、それは、動物実験関係者らが「研究機関による自主規制はうまく機能している」と主張したからにほかならない。
しかし、実際のところは、市民への説明責任は果たされておらず、情報公開に対してはもっとも批判が集まるところである。

国立環境研究所は、そのような背景について十分認識し、国立の研究機関として、率先して情報公開に努めるべきである。

以上

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