- おそらく自己切断か、他の何らかの外傷により、サルの指やつま先の一部がなくなっているのが見つかった。サルは安楽殺された。
- サルの頭蓋骨に穴を開け、脳に電極を埋め込んだ後、血まみれの皮膚感染症を発症し、安楽死させなければならなかった。
- メスのサルは、脳に電極を埋め込まれたのち、嘔吐や、えづき、あえぎなどに苦しんだ。数日後、研究者らは、動物が「消耗/疲労から衰弱したように見えた」と書き、サルは安楽死された。検死の結果、サルは脳出血に苦しんでいたことがわかった。
- 頭にインプラントされたサルのほぼすべてが、かなり衰弱する健康影響に苦しんでいた。
Elon Musk’s brain-chip company Neuralink has been accused of…
米実業家イーロン・マスク氏の脳インプラント企業「ニューラルリンク」は18日までに、同社の実験に使われたサルが死んだことを…
〔メールアクションページ翻訳〕
2017年より、ニューラリンク社は、ネズミ、ブタ、ヒツジ、サルを含むさまざまな動物の脳に侵入するという恐ろしい実験をたびたび行ってきました。2020年まで、同社はカリフォルニア大学デービス校に140万ドルを支払ってその施設を使用し、実験者が「ブレイン・マシン・インターフェース」開発の一環として、サルの頭蓋骨の一部を切除してその脳に電極を埋め込みました。最近になって、医師委員会がこの大学を提訴してから、この実験の問題となる内容が明らかになり始めました。
しかし、カリフォルニア大学デービス校とニューラリンク社は、記録や写真、ビデオ映像の非公開を続けているため、2022年2月に、医師委員会は同大学を再び提訴しました。また、米国農務省に対して、連邦動物福祉法のいくつかの明らかな違反について調査するよう求める訴状を提出しました。
この訴状において、ニューラリンク社とカリフォルニア大学デービス校のスタッフが、瀕死の状態のサルに適切な獣医学的治療を提供しなかったこと、この実験で神経組織への毒性が広く知られている未承認の「バイオグルー」と呼ばれる物質を使用したこと、実験に当てられたサルの心のケアに配慮しなかったことが指摘されています。実験に使用されたマカクザルは、一匹でおりに入れられて、頭蓋骨に鉄柱を差し込まれ、「顔面外傷」、脳移植後の発作、移植部位の再発性感染症に悩まされました。中には、サルの健康状態がかなり悪化したため、ニューラリンク社とカリフォルニア大学デービス校が安楽死させた例もありました。
ニューラリンク社はカリフォルニア大学デービス校との協力関係を解消しましたが、カリフォルニア州とテキサス州の施設では現在も動物実験が行われています。ニューラリンク社に、このような残酷な実験をやめるように要求してください。
アクションレターの内容(翻訳)
私は、ニューラリンク社が過去に人間以外の動物を脳実験に使用し、現在も続けていることに不安を感じています。貴社が資金提供したカリフォルニア大学デービス校の実験の数百ページに及ぶ公的記録は、使用されたサルが苦しみ、死んでいく様子を明らかにしています。さらに、ニューラリンク社は、この残虐行為の証拠を隠すために、この公立大学からビデオ映像を持ち去りました。これらの映像を公開し、動物実験を中止し、人間に関係する研究方法に投資してください。