国立国会図書館が発行し、毎号、全ての国会議員に配布されている『外国の立法』という冊子があるのですが、今年9月に発行された号は「動物保護」がテーマでした。
丸ごと1冊、海外の動物保護関連の法令について取り上げており、オンラインで読むことができます。(下記リンク参照)
イギリスのサーカスでの野生動物の使用禁止や、フランスの動物保護法改正、諸外国の憲法規定が取り上げられており、いよいよ、動物虐待や犬猫販売規制だけではなく、幅広い海外の規制に目が向いていてきているのだなと感じました。
国会図書館は、国会議員からの問い合わせや資料提供の求めに日々応じており、関心が高いテーマを把握しています。 そして日本の立法作業の参考にするため、日々こうした調査活動を行っていますから、サーカスなどの問題が今後課題になってくることを見越して調査しているとも考えられます。
こうした調査結果が日本の立法関係者の目に入ることは、とてもうれしく、今後の情報収集と発信にも期待したいです。