STAP現象検証実験~理化学研究所へ再抗議・要望

既に昨日から報道されているところですが、小保方研究員が参加したSTAP現象の検証実験は全く成功せず、丹羽リーダーが行っていた検証実験についても今月で打ち切りとなっていたことが、理化学研究所から正式に公表されました。

すでに不正が認められ撤回された論文のため、結果のわかりきった動物実験が行われ、このような動物の犠牲が強いられたことに対し、動物保護団体として憤りを感じざるを得ません。

本日この公表結果を受けて、改めて理研に抗議と要望の文書を送付したことをご報告いたします。

理研からの公表内容は、下記のリンク先をご覧ください。


2014年12月19日

理化学研究所
理事長 野依良治 様

本日、STAP現象の検証実験に関し結果報告がなされたことを受け、根拠を欠く動物実験が繰り返されたことに対し、改めて抗議いたします。理化学研究所は、不正の全容解明を優先すべきであったことは間違いなく、STAP現象が確認できなかったことは当然の帰結と考えます。

また、丹羽チームリーダーによる検証実験が期限を待たずして終了されることを歓迎しますが、小保方研究員参加の検証実験を含め、これまでにどれだけの数の動物が犠牲になったかを理化学研究所は明らかにすべきと考えます。どの段階で、どれだけの数のマウスが使われたか、具体的な使用数を公開してください。

また、今後はSTAP細胞論文の疑義に関する本調査に最大限に注力し、できうる限り詳細な結果の公表を行うことを望みます。検証実験で社会への説明責任が果たされたわけでは全くなく、そのことを自覚された上で、継続して問題に取り組まれることを要望いたします。

何卒よろしくお願い申し上げます。

stap細胞 動物愛護の観点から

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