NO IMAGE

ハムスター釣りを見かけたら! <動物愛護法違反>

7月中旬に大阪市平野区の杭全神社のお祭りで、「ハムスター釣り」なる露店が出ていたことが話題になっています。

当会でも7月14日の朝にTwitterでツイートを見かけ、「無登録の違法業者では?」と思い、警察と大阪市の動物愛護行政に通報を行いました。その際、すぐには判明しなかったのですが、実は既に12日に「動物虐待だ」という通報があり、警察が現地に行っていたことがわかりました。

「ハムスター釣り」という名前ではありますが、実際にはまっすぐの針金の先にコーンがついており、針金そのものでハムスターを釣れるわけではない仕組み。逆に詐欺では?と思いますが、コーンをとろうとするハムスターの脇に容器を寄せておき、ハムスターがころんで容器に入ることを狙う形のようです。

このような遊びに生き物を用いること自体が衝撃的ですが、最も問題だったのは、暑いさなかにハムスターたちを露天に置き、衰弱していた、死体を捨てていたというツイートが見られたことです。

しかし警察は、血を流したりしているわけではないので虐待とまでは判断できなかったようで、大阪市の動物愛護行政へ連絡。翌日の13日に大阪市の職員が現地へ行って露天商と話しています。そして、動物取扱業の登録証の掲示がないこと、露天商が動物取扱業について知らないことを確認しています。

Twitterのツイートで確認できるのは、7月11日~13日の3日間の出店ですから、違法な出店だったことは間違いありません。

ただ、露天商は「雇い主は他にいて、自分は雇われてここにいるだけだ」と言い訳をしたので、連絡先を渡し、雇い主に市に連絡をするよう伝えたとのことでした。

こういったことがわかっているのに14日も出店させるのはおかしいのではないか?ということで、警察と市で一緒に現地に行ってほしいと両方にお願いをしたのですが、神社から連絡があり「今日はすでに撤去されている」とのことでした。それでも、市の職員が再度行って出店していたら警察に連絡する体制になっていたのですが、やはり出店はなく、逃げられてしまいました。

市には、雇い主を名乗る人からの連絡は、結局ないそうです。神社は、何となくこれまでの歴史で場所を貸しているだけであり、出店には口を出せないとのこと。飲食の提供についても保健所の許可などは関知していないのだそうです。

露天商を仕切っているのは、大阪神農商業協同組合で、市の職員が支部長とは現地で会い、法律があることなどを説明したとのこと。神農会は、「関係各庁(警察・保健所・その他)に出店の申請を行い」とホームページにうたっていますから、今後このような違法な出店を許すことがあってはならないと思います。

追記:8月8日、同組合に確認したところ、「ハムスター釣り」は禁止にしたとの回答でした。今後、同組合が仕切っている場所では「ハムスター釣り」は行われないはずですが、もし見かけたら警察に通報してください。

「金魚すくいはどうなのだ?」という意見も多々見られ、当会としても「いかなる動物種でも適切ではない」と考えてはいますが、残念ながら動物取扱業の規制がかかり、法律的に違法行為となるのは、哺乳類・鳥類・爬虫類までです。

露天商はどこかからハムスターを連れてきており、その本拠地でも動物取扱業の登録は必要になりますが、露店の形態でハムスター釣りを行うということを明言して登録している業者は少なくとも大阪市・大阪府にはないとのこと。また、「ハムスター釣り」の形態では、購入者に対する説明義務などの法律上の要件を満たせないので、開催場所で登録することはそもそもできません。

動物愛護法も抜け道はあり批判もありますが、ハムスター釣りを見かけたらほぼ違法と考えてよく、警察に通報で問題ありません。ただ、今回の警察署もそうでしたが、警察は動物取扱業の規制については詳しくはなく、自治体との連携が必要になります。動物虐待だと思うことに加え、「動物を売るには法律上の手続きがいるから動物愛護法違反のはず。自治体に確認してくれ」と言ってみてください。自治体の動物愛護行政に通報でもOKです。(下記参照)

また、こういった遊びには、どうかお金を払わないでください。

「ハムスター釣り」にハムスターを提供している業者にも問題があります。取引先が何に使うか把握していない可能性もありますが、おそらく提供元は普通に取扱業の登録をとっている業者と思われます。モラルに欠ける商売はやめていただきたいものです。

写真リンク:

https://twitter.com/47shinya/status/487916268427542528

https://twitter.com/fumisama_34/status/488333663327633408

アクションをお願いします

日本が最大の消費国 ジャコウネココーヒー「コピ・ルアク」の取り扱い中止を求めるアクション [sitecard subtitle=関連記事 url=https://animals-peace.net/action/stop-kopiluwa[…]

活動分野別コンテンツ

活動報告ブログ

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!
>動物の搾取のない世界を目指して

動物の搾取のない世界を目指して

PEACEの活動は、皆さまからのご寄付・年会費に支えられています。
安定した活動を継続するために、活動の趣旨にご賛同くださる皆さまからのご支援をお待ちしております。

CTR IMG