◆「京都市動物愛護行動計画」改定案パブリックコメント
京都市で、「京都市動物愛護行動計画」改定案について意見を募集中です。
- 京都市動物愛護行動計画改定案に係る意見募集
締切:平成28年1月15日(金曜日)
案の中に、他の自治体にない取り組みとして、「動物販売時における適正な動物の取扱いや説明責任の徹底に向けた認定制度等の創設」が盛り込まれています。
「適正な動物の取扱い」をどのレベルにするのかというのは非常に気になるところですが、京都市としては、現在の動愛法の求めるレベルより高いレベルを設定した制度をつくりたいと考えているそうです。また、飼育放棄につながるような安易な販売をしないことが行政の引取り減少につながるとの観点から、「説明責任の徹底」とも書かれています。
現在ある動物愛護法を遵守するのは当たり前のことであり、違反業者ではないだけの業者を優良と認定するのはおかしなことですから、国の基準より高い基準が必要になってくるのは当然のことかと思います。詳細はこれから検討とのことなので、このパブリックコメントで、できるだけ理想的な基準について意見を市民から送りましょう。
当会としては、オークションや店頭展示を経る販売自体が好ましくないと考えますので、パピーミル(子犬工場)式ではなく、きちんと飼い主に向き合えるようなブリーダーを識別・育成できるような制度を要望したいと考えています。
その他、実験動物・産業動物の適正な取り扱いについても盛り込まれていますので、
・動物実験施設を把握するための届出制度の創設
・畜産動物福祉に関する家畜保健衛生所との連携
を求める意見をぜひお送りください。
詳細・送信フォームは:
◆アンケート結果修正
先日結果を公開しましたアンケート結果について、1件回答差し換えの連絡があり、修正版をアップいたしました。それに伴い、記事中の表記についても修正を入れています。
◆ページ修正
下記のページに関し、掲載を省略していたのは、通知の別紙ではなく事務連絡「第一種動物取扱業者への監視、指導等について」でしたので、記載を改めました。お詫び申し上げます。