台風15号後の犬吠埼マリンパークの様子 保健所立入は9月27日

観測史上最強クラスと言われ、千葉県を中心に大きな被害を出した台風15号ですが、被害翌日には、保健所は犬吠埼マリンパークに被害がないことを電話で確認していました。工事の足場が風で崩れたりしていないのかなどについては確認していないということでしたが、とりあえずイルカのハニーは無事であるという回答でした。

その時は今月の立入りはまだ未定とのことでしたが、9月は27日に立入りがあったそうです。水位は通常に回復しており、ハニーは泳いでいた、ペンギンも死んだという報告はないとのことでした。営業開始については、何も聞いていないそうです。

また、この立入の後になりますが、現地に行かれた方から写真を提供していただきました。建物の工事の足場にかかっていた黒い幕は風で飛ばされたままになっています。道路側からプールが見える位置に張られていた幕はなくなっていたが、プール際の幕は張られたままなのでハニーを見ることはできなかったそうです。ただ、プールの水位は通常に戻っていることが確認できました。

水位を下げていた理由は、道路からハニーを見えなくするためだという情報もいただきましたが、アニマルライツセンターが県に確認したところ、県はそれは否定していたそうです。

ペンギンは見えたのは10羽程度とのこと。ただ、全羽いるのかどうかわからないのはいつものことです。保健所も立入りのときに羽数を数えたりはしていません。

ハニーは、保健所は見たと言っていますが、他には最近誰も確認できていないのが心配です。

また、補足情報ですが、犬吠埼マリンパークの前の道から海側を見ると右手に見える旧「犬吠埼グランドホテル磯屋」(2012年4月に廃業)も、犬吠埼マリンパークと同じ中国人が買い取っていることがわかりました。まだ登記などできちんと確認したわけではありませんが、ホテル再開で利益を上げるためにも水族館をやりたいという事情が察せられます。

このホテルも工事のための足場が組まれていたとのことです。

ちなみに、立入のときも、現地に行かれた方の感触でも工事は動いていない様子だったそうです。先月、千葉県の自然保護課に確認した時点では、まだ書類が出ていないので工事は始められない状態だと言っていました。また、基準の中で壁の色等が周辺の自然と調和していることと定められていることについて聞いたところ、マリンパークに対しては、壁の色を変えるよう指導しているとのことでした。(当会からは、あの色は調和しているのか?とは聞きましたが、塗り替えるべきとは要望していません)

この色から、過去にも許可を得ず塗装工事を行ったことがあるのではないかと疑ってしまいますが、過去に書類が出されていたかどうかについては、はっきりとはわかりませんでした。

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