2015年、日本動物園水族館協会(JAZA)は加盟園館に関し、追い込み猟からのイルカ入手を禁止する決定をしました。
2015年、日本の水族館にとってエポックメーキングな出来事がありました。日本動物園水族館協会(略称:日動水、JAZA)が、追い込み猟から野生イルカを新たに導入しないことを決定したのです! JAZAが加盟する世界動物園水族館協会(WAZA)の[…]
この決定がされてから年月もたち、廃業する水族館なども出てきて、イルカの移動が発生しています。また、非加盟園館からのイルカの購入や借り受けは、実態として禁止の抜け道となってしまいます。
この点について当初、あまり明確に確認できなかったのですが、その後確認がとれましたので、補足します。(質問事項を送り、それに対し口頭で回答いただいたものです)
日本動物園水族館協会(JAZA)の回答
非加盟園館から加盟園館へのイルカの移動について、どういうルールになっているか
2015年のイルカ追い込み猟からの入手禁止以降に捕獲されたイルカについては、非加盟館からJAZA加盟館への移動はできない。
ただし、その子ども以降(F1以降)の飼育下繁殖個体については遺伝的資源として、除外される。
議論があったが、遺伝子はいいのではないか、アメリカでもそのようになっているということでこのような形になった。
2015年の禁止より前に捕獲されたイルカについては、特に制限はない。(非加盟園館から加盟園館へ移動可能)
規定は明文化されているが公開していない。
イルカの「適正施設ガイドライン」は策定されるか
策定中。中心となっているのは鴨川シーワールドなど。できあがったら公開する。
現時点でもまだ公開されていません。