うさぎのふれあい レプタイルズフィーバー

兎ウイルス性出血病について、奄美新聞が取り上げてくださいました

アメリカ南西部で野生のウサギ類に感染し猛威を振るう「兎ウイルス性出血病(兎出血病)」が、既に日本の複数の展示施設で発生していたことについて、先日こちらの記事に情報をまとめました。

アメリカでウサギ数千匹を死なせている「兎ウイルス性出血病」が日本各地の展示施設でも発生中

このことについて、8月8日、奄美新聞が取り上げてくださいました。記事中、「ただちに飼いウサギ・クロウサギに流行の危険なし」とはされているものの、奄美固有の希少種であるアマミノクロウサギに、万が一、感染が起きては大変なことです。 

奄美新聞は、既に5月の時点で一度、この病気について取り上げていらっしゃいました。ぜひ下記もご参照ください。

ウサギのふれあい展示と同じフロアで売られていた奄美産の生きものたち……

日本の展示施設でも既に複数の発生例があると知り、まずニホンノウサギのことを心配しました。しかし、この件で奄美新聞からご連絡をいただいたとき、アマミノクロウサギについては、本土と離れた島に生息していることもあり、不覚にも頭に浮かんでいませんでした。

しかし、ちょうど記事が出た日に大阪で開催されていた爬虫類等の展示即売会「レプタイルズフィーバー」の様子を知って、本土のカイウサギと奄美の接点に思い至りました。

これは、会場で開催されていたふれあい動物コーナーのウサギたちです。

▼「京都ポニーどうぶつえん」が連れてきていた、ふれあいのウサギとモルモット
うさぎのふれあい レプタイルズフィーバー

そして、同じフロアに南西諸島等で珍しい動物を捕獲し、販売している業者が出展していました。

▼「奄美産」の表示

これらの動物を売っていた「from SCRATCH」という店は、以前、石垣市議会から抗議文書が出されたTBSのテレビ番組「ジョブチューン」に、店主が「スゴ腕ハンター」として出演していた店です。

どういう番組だったかは、こちらの記事をご覧いただければですが、素手で見境なくトカゲなどを捕獲し、野生動物がいかにお金になるかを説くような不快な番組でした。

イベントに「奄美産」を出しているということは、最近も、少なくとも奄美大島に捕獲に行っているのでしょう。

もちろん、奄美に捕獲に行っているのは、この店ばかりではありませんが、こういったエキゾチックアニマルを扱う業者は、大型の爬虫類等の餌としてウサギを扱っていることもありますし、取引先にも納品や付き合い等で出入りしますから、ウサギがたくさんいるようなところも出入りしている可能性もあります。

ウイルスに汚染されたものを身体につけたまま山野に入る可能性があるのは、業種的には、これらの動物取扱業者なのではないかと懸念を感じます。

固有種・希少種の多い南西諸島に出かけ、金儲けのために野生の生きものをとるような商売を、やはり許してはいけないのではないか。改めて強く思います。

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