ジャコウネコを苦しめて生産されているコーヒー豆、コピ・ルアクについて、PETAのアクションへの協力をお願いしています。PEACEでも個別に取扱い店に要望を送るなどしています。
高価な希少コーヒーのために飼育されるジャコウネコたちの悲劇日本では、居ながらにして世界中のコーヒーを味わうことができますが、そのなかにひとつ、動物を苦しめていることで知られるコーヒー豆があります。「コピ・ルアク」という、コーヒー[…]
その後、いくつもの店舗・企業等が、コピ・ルアクの取扱いを止めてくれました。しかしながら、まだ販売を継続している事業者もいます。コピ・ルアクは日本が最も取扱い量が多い国ですから、日本の企業の責任は大きいです。
昨年11月には、PETAと合同で、取り扱いを止めていなかった但馬屋珈琲店の店舗前でアクションを行いました。このとき、但馬屋珈琲店側は生産者の野生由来という認証を信じていらっしゃいましたが、それが信用できないというのが、PETAが暴いたことです。
ですが、なんとうれしいことに、このたび但馬屋珈琲店が取り扱いを中止したとの公表がPETAからありました！ 但馬屋珈琲店の皆さま、決断をしてくださって、本当にありがとうございます。
また、事実を知って、取り扱いを止めてくださったほかの店舗・事業者の皆様に感謝いたします。
PEACEでは、まだ廃止をしていない豆香房に、改めてメールで要望を出しました。
PETAのアクションページから送信すると、まだ取り扱いを止めていない店舗・企業等にメールを送ることができます。ぜひ継続してご協力ください。
コーヒー販売業者の皆様へ
PETAが、コピ・ルアクコーヒーの生産のためにアジアジャコウネコが苦しんでいることと「野生種由来」のコピ・ルアクは本質的に嘘であることを説明しているにもかかわらず、貴社がコピ・ルアクを販売し続けていることに私達は呆れています。
PETAがコピ・ルアク農場を調査した結果、ジャコウネコは狭くて汚い檻に閉じ込められ、獣医による治療を受けられず、コーヒーの実を大量に含む不自然な食事を与えられ、栄養失調で体毛が抜け落ちていることがわかりました。また、多くのジャコウネコがぐるぐると歩き回り続けたり、自傷行為に及んだりと、極度の精神的苦痛を示しています。
コピ・ルアクはしばしば「野生由来」と宣伝されていますが、ある農家は、利益を上げるために十分な量の野生のジャコウネコの排泄物を集めることはほぼ不可能だと調査員に語っています。
この残酷な産業に資金を提供しないことを確実にする唯一の方法は、コピ・ルアクの販売をやめることです。倫理的な行動をお願いします。この製品を直ちに禁止し、二度と販売しないことを約束してください。
コピ・ルアクについて、詳しくは過去記事をご覧ください👇
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